
今日は「蟹とは縁がありません」と釘を刺されているのにもかかわらず、心のどこかで「カニ、カニ♪」と念じつつ、JR大阪駅と宝塚駅に集合です。大阪駅での乗車はたったの2名で、宝塚から5名が乗り込みます。前回行者還岳の帰途、宝塚集合に手を挙げたメンバーをすっかり忘れてしまった幹事さんは、大阪乗車組のあまりの少なさに、朝からちょっ
と慌てたご様子。阪神間在住のメンバーは全て宝塚集合と分かり、約20人乗りのマイクロバスにゆったりと2人で寛ぎながらの登場です。
中国道から舞鶴道に入り、西紀SAでトイレ休憩。春日ICで下りたらトンネルを抜け、以前何回か寄り道したことのある、和田山のロードハウスパオパオ(正式名はこうらしい)というドライブインを通り過ぎます。JR播但線に沿って一路城崎温泉へ。玄武洞駅近くの「海の駅」でカニ見物がてら、最後のトイレ休憩です。どこが渋滞という訳ではなかったのですが、登山口の目安である来日のバス停に着いたのは、予定より30分以上遅れの11時過ぎ。やはり城崎は遠かった!今回はせっかくの温泉を逃すまいと、11:15 足に不安の1名をバスに残し、準備が出来
たら早速出発です。
JRの線路をくぐり、猪除けの金網(イノシカネットとか何とか名前が・・)を開けて登山道へと入ります。来日岳登山口95分→の標識があり、すぐに急登が待ち構えています。で、ちょっと上がった所の木に「あと88分」の標識が。88分とはまたかなりビミョ〜。20bごとに小さな石地蔵が祀られている急坂を、ゼイゼイと上がって、11:45 衣服調整がてら一息入れましょう。ここで久々K2リーダーによるありがた〜い一言。「この季節は、暑いからといって冷たいものばかり飲んでると身体が冷えるので、飲み物は温かいものと冷たいものを半々に持って来るように」
ハ
イ、皆さん、分かりましたね?
さて、ここからも見上げんばかりに一直線の道が続きます。なんせ556mの山とは言え、登山口がほぼ海抜0mですから、標高差500mを稼がないといけません。12:00 「304Mの頭」の標識を通過。いや〜、それでも300mまで来たか・・という感慨もつかの間、ここからは下る下る。今までの300mはなんだったんやぁ!!先ほどから左手に見えている来日岳山頂の電波塔が、冷たく遠ざかるような気がします。12:15 ようやく中間点に辿り
着きました。
再度キツイ坂を登り返すこと15分、「あと30分」の標識が出て来ます。坂もちょっと緩んできました。敷き詰められた落ち葉をサクサクと踏みしめながら、しばし秋の山の風情を楽しみます。12:40 少し離れた後続組を待つフリをしつつ、何げに休憩。ここから先は、道幅は広いもののかなりの斜度と思える道を、幅一杯にジグザグに切って上がります。すると今度は「あと18分」の標識が・・。登り口の88分と言いこの18分と言い、この8分には何か意味があるのかな〜?そして続いて「あと10分」の標識が現れます。
左手に展望台の屋根が見えて来ました。折角ですから寄ってみましょう。階段を上がると、ウワァ〜、きれい!思わず声が出る風景が眼下に広がります。すっきり晴れ渡った秋空の下、キラキラ輝く円山川はゆったりと日本海に流れこみ、真下には城崎温泉の街並み、遠くには丹後半島の山並みと、水あり緑ありこれぞニッポンの山!といった眺めです。
頂上はここから数分、いくつもの電波塔に囲まれた一角にあります。13:15一等三角点にご挨拶して、来日岳山頂に到着です。小さな広場には10体近くの石地蔵さんが並んでいて、雪が降ればあの「笠地蔵」のお話そのままの姿になるんでしょうね。さて、晩秋の暖かい陽射しを浴びながら、遅くなりましたがお昼にしましょう。背中は穏やかな光でポカポカと、お腹はボジョレーヌーボでジンワリと、両側から温められてイイ気持ち。
お昼寝でもしたいのんびりムードの中、反対側の道に車が上がってきます。車道があるのは知ってましたが、関係者専用かと
思いきやカメラを持った一般の方でした。その後も1台2台と車が来て、家族連れが目の前に広がる光景を楽しんでいます。人が集まるのは良いけれど、車が山頂まで入ってくるのは、ん〜、なんや興醒めやなぁ。これだけ電波塔があるのでメンテナンス用の道は仕方ないですが、せめて関係者のみにしてもらえないやろか。車も多くなったし、そろそろ山の中へと戻りましょう。
14:05 記念写真を撮ったら、この車道を少し下ったNTT中継所の横、←芝生平とうっすら読める標識から山道へと入ります。時々林道歩き、また山の中へを繰り返し、14:30 紅葉平の標
識に出て来ました。標識の奥には色づいたモミジやナナカマドの森が広がっています。1本の木なのに、下から緑〜オレンジ〜深紅と段々に変化したり、まさに燃えるような赤一色の1本だったり、とにかくお見事!としか言いようのない自然の織りなす色彩です。
すご〜い!きれい!と夢中になってフト気付いたのが、「あれ?芝生平ってどうした?通ってきたっけ?」 ガイドブックには広い草原の写真がありますが、通った記憶はないなぁ。途中で分岐でもあったかしらん?でも、ここまで来てしまったし、まっ、いっか。14:40 紅葉平は記憶にも記録にも残しておきたいので、
写真を1枚。ついでにここで休憩です。
紅葉平を過ぎると、完全に林道歩きが続きます。林道歩き大嫌いのリーダーがそろそろ不機嫌になる頃、何やら工事中の大師山に出て来ました。昨日は雨が降ったのか、今までの落ち葉も多少濡れていましたが、ここからロープウェイ山頂駅に続く坂までは、落ち葉1枚もなくぬかるみのグチャグチャの道。一気に靴を泥まみれにさせて、15:15 温泉寺奥の院前に到着です。
山頂まで歩いて来た人は、ロープウェイを下りてから窓口で片道分450円を払います。さぁ、お楽しみの城崎の湯です。紅葉とカニの時季でもあり、温泉街は人でイッパイ。この様子じゃどこも混んでるでしょうから、一番近い「鴻の湯」に入る事にします。
中心から見るとここは一番奥の外湯なので、少しは空いているだろうと考えたのが大正解!
ほっこりお湯につかってバスに乗りこみ、浴衣に丹前姿が闊歩する街を通り抜けますが、今年の夏新装なった「御所の湯」には長蛇の列。あれだと最後尾は多分30分待ちやわ〜。他の外湯を巡った後だと、この寒さで湯冷めしないだろうかと、他人事ながら心配してしまいます。そんな温泉の喧騒を抜けたバスは、一路宝塚へ、大阪へと向います。その道中で繰り広げられるいつもの光景は、あえてお知らせする事もなし。MUSUBU一番の甘党メンバーにわざわざ朝大阪駅まで持って来て頂いた、差し入れのナポレオン1本が空になった事だけ、ご報告致しましょう。それにしても、ちょっと飲み過ぎちゃう??

今日のお時間
11:15 登山口−(休憩1回)−12:00 304Mの頭−12:15 中間点−(休憩1回)−13:15 来日岳山頂 14:05−14:30 紅葉平−(休憩1回)−15:15 ロープウェイ山頂駅
今日のお風呂 城崎温泉 「鴻の湯」 600円
泉質: ナトリウム・カルシウム‐塩化物・高温泉
効能: 神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病、痔病、疲労回復ほか