大原の里
金比羅山

12月最初の例会は、下山後に総会兼忘年会が開催されます。その為、どの店の何が食べたいかによって山が決められるのが、例年のオキテ。今年は京都で鶏料理が食べた〜いという事で、山は大原の金比羅山に決定です。

江文神社9:50 京都駅からバスで戸寺に到着。バス停の後に地元の野菜や手作りポン酢を売っている店があります。んっ、どこかで見たなあ。そうそう、大原在住のハーブ研究家ベニシアさんの番組に出て来た、お友達のお店です。この時もポン酢を紹介していましたが、さすがに山へは持って上がれず、その代わりお弁当の足しにと栗おこわやお餅を買って行きましょう。トイレをお借りして、お買い物も済んだら、10:05 出発です。

車道を歩いて行くと、真っ直ぐ行けば江文神社、左へ行くとを江文峠の分岐に出ます。一旦江文神社に寄りましょう。10:30 江文神社に着きました。お参りがてら休憩したらさっきの分岐に戻り、江文峠へと向かいます。石がゴロゴロと並ぶ歩きにくい山道を歩いて車道に出た所に、江文峠のバス停があります。なんや〜、バスでもここまで来れるんやぁ。でも、1日に2本でした。10:55 ようやく金比羅山登山口に到着です。

江文峠登山口ここからは古い苔むした石段になります。急ではありませんが、この先延々と続きます。一説には300段!恐ろしい〜。11:10 途中で一休みして更に階段を登り、11:20 琴平新宮社に着きました。途中の小さなお地蔵さんや祠に、まだ灯けたばかりのお線香があるなぁ〜と思ったら、琴平新宮でご祈祷をしている女性が居ます。彼女がここに上がってくる時に、供えて来たのでしょう。こじんまりとした琴平新宮で暫し休憩をしていると、雨がポツポツと落ちてきます。先を急ぎましょう。

更に石段を上がって行くと、案内図がある分岐に出ます。ここで尾根に出たようです。案内図が少しズレて置かれていて、地図内の矢印通りに行くと林の斜面の中を突っ切らないといけません。手持ちの地図と見比べながら、左の金比羅山方面へと向かいます。後で調べると、元々この案内図は支柱の上に乗せられていたのが、支柱が折れて下に落ちたようです。左手に鳥居がありその上の岩に柵に囲まれた祠のようなものが見えます。道はこの岩を巻くようにして続きます。

三壺大神そのまま道なりに行くと、あれ、山頂に向かってるはずなのに、なんか下ってます。しばらく歩いても下るので、道を間違えたかな〜としばし地図を研究。11:40 とりあえず、先程の祠に戻って昼食にしましょう。祠の横には、「三壺大神」と書かれた石碑が建ってます。食事をしている間にも、雨がポツリと降ったり止んだり。ガイド本によると、山頂はここから10分ほど先の鞍部を越えた所にあるようです。つまり金比羅山は双耳峰で、三角点はもう一つの峰にあるワケです。そうかぁ、さっきの下りの道は正解やったんや。でも、雲行きもあまり良くなさそうなので、今日はこのまま大原に下りる事にします。

12:30 案内図まで戻り、大原方面へと下ります。最初はけっこう急です。はびこる木の根の隙間に、落ち葉が一杯溜まっています。落ち葉に隠れた木の根をうっかり踏むとツルっといくので、よ〜く足元を見て下りましょう。

道は雑木林や植林の中へと続き、段々と緩やかになって来ました。民家が見える先には獣よけのネットがあり、扉があるにはあるのですが開けられない、出られない。さぁ〜、どうしましょ。しばらくネットに沿って歩くと小さな墓地の所で切れています。やれやれ、やっと出られます。車道に出て寂光院へ向かい、14:15 寂光院の前で一休み。10年ほど前の火事以来店じまいの茶屋が並ぶ、、ひっそりとした参道を抜けて、14:45 大原バスターミナルに到着です。それでは、周辺のお洒落な御茶屋さんには目もくれず、お楽しみの忘年会場に直行しましょう。

 本日のお時間
戸寺BS 10:05 −10:30 江文神社 −10:55 江文峠・金比羅登山口 −11:20 琴平新宮社 −11:40 三壺大神 12:30 −14:15 寂光院 −14:45 大原バスターミナル

 本日のお風呂      銭湯 「桜湯」 (京阪丸太町)
         泉質: H2O
         効能: 京の風情にドップリ浸れます

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