毎年恒例の雪山歩き。今年は王道の金剛山です。9時少し前に河内長野駅に集合。金剛山行のバス停前は既に長蛇の列です。早めに来ていたメンバーが人数を申告して順番を確保していましたが、電車が着くたびに続々と人は集まり、駅の階段の上まで行列が並ぶのを見るのは、何回も金剛山に来ていますが初めてです。
昨日の冷え込みの後の今日の快晴で、新雪と樹氷を期待してのこの人気ぶりなんでしょう。本来は15分毎のバスも、臨時便が次々とやってきて登山者を運んで行きます。金剛山にはいくつものルートがありますが、本日は登山口バス停から、千早城址を経てのろし台跡から山頂を目指します。9:50 登山口バス停に着くと、駐車場は満杯、更にどこかの学校登山の生徒が集合してたりと朝から大賑わいです。
バス停の小屋でアイゼンをつけたら、10:00 千早城址経由の登山道から入りましょう。鳥居をくぐると階段道が続きます。実はこのルート、ず~っと階段が続くのですが、雪のおかげで段差があまりなく階段道の割には歩きやすいようです。夏の階段のイメージがあって嫌われたのか、さっきあんなに人が居たのに、このルートを歩く人は殆どいません。
静かな雪道を歩いて、10:30 小さな女の子がお母さんと雪遊びをしている千早城址の広場に到着です。奥に東屋があるので、ここでちょっと休憩。曇りがちだった空に日が射し、先ほどの母子が居なくなった広場には、大きな枝を広げた大木が雪を乗せてキラキラと輝いています。10分ほど休んだら出発です。
再び静かな道を30分程のんびり歩いて、11:15 5合目ののろし台跡に到着。ここまで来ると別ルートから上がって来た登山者と合流して人通りも多くなって来ます。ここで又々ちょっとお休み。お休みの間隔が短いですが、なにしろ久しぶりのアイゼンなのでボチボチ参りましょう。
30分ほどで9合目に到着です。ここで近道と楽な道に分かれますが、迷わず楽な道を選択。途中ででちょっと離れてしまった後続を待ちますが、なかなかやって来ません。バラバラで山頂に行くのも何なので、来た道を見下ろして待っていると、まったく別方向から上がって来ました。聞けば近道を来たとの事。エライ!! ただ、金剛山ですから迷いようもないですが、分岐でグループが分かれ後続がどこを歩いているか分からないのは、あまり良いことではありませんね。反省です。
めでたく全員そろって 12:30 山頂広場に到着です。まぁ、あの駅の行列を考えれば予想できる事ですが大混雑で、さぁ、どこでご飯にしましょうか。テントを張って場所を確保している人も居る中、ウロウロしていると出発しそうなグループが居たのでその後に座らせてもらいます。寒いのでサッさと食べてサッさと出発しましょう。何となく順番待ちの人に見られているような気がしながら、お昼を食べ終えて13:20 出発です。
ロープウェイ駅へ通じる道は、さっきの喧噪はどこへやら、再び静かな雪道となります。が、ロープウェイ駅に着くと又々大勢な人でこの時間でも既に行列です。うまく全員が同じロープウェイに乗り込めて千早駅へ下って来ました。バス停まで下りてくると、こちらも又行列。最後まで順番待ちやら行列に見舞われた雪の金剛山でした。
今日のお時間
10:00 千早城址登山口 -10:30 千早城址 -11:15 五合目 -12:10 九合目 -12:30 山頂 13:20 -14:00 ロープウェイ金剛山駅
今日のお風呂