虚空蔵山

藍本から虚空蔵山前回はあいにくの雨で、予定の大幅変更を余儀なくされましたが、本日はおだやかなお天気に恵まれ、JR藍本駅、9:30集合、虚空蔵山から立杭陶の郷をめざすこととなりました。本日はなんと女性メンバー5名、男性メンバー1名の少人数。会長からは、もうちょっと低い山に予定を変更しましょうかという提案も出されましたが、そんなことを言っていてはどこにも行けない、予定通りに行きましょうということで、黒一点の男性メンバーにリーダーをお願いして、駅前のコースマップを確認して歩き始めます。

虚空蔵山は三田市と篠山市にまたがる丹波の名山です。駅前の大阪街道を南にたどり、酒垂神社前を過ぎて道標に従って右に曲がると、正面に見えるのが目指す虚空蔵山。道中にはレンギョウが満開、さくらもちらほら咲き始めていて、虚空蔵堂風もなく、気持ちの良い春の日です。

10:05 道標に従って、登山道へ。良く整備された道を行くと、ここは聖徳太子の創建と伝えられる虚空蔵堂への参道ということで、谷間のせせらぎの前の石船(垂水)に、「お参りをされる方はここで手を清めるように」という案内がありました。10:20 こちらで手を清め、雑木林のけっこうな急坂を登ると、10:40 石段の上に虚空蔵堂が現れます。境内には鯱瓦も祀られており、旧い歴史が感じられます。

こちらでしばし休憩。お堂右裏の登山道に入ると、急登で高度を稼ぎます。更に登ると、11:15 虚空蔵山山頂と陶の郷コースの分岐があり、今登ってきた藍本方面を見下ろすことが出来るようになります。

山頂で昼食と、麓方面から消防車、パトカーのサイレンがしきりと聞こえ、左手から煙が見え、その煙が右手に広がっていくので、あわや山火事かと心配しましたが、直に煙も治まった様子で、やれやれと胸をなでおろしました。

途中、メンバーさん差し入れの立派なイチゴで頂上を目指しての鋭気を養い、11:30 丹波岩と呼ばれる展望の良い岩場に到着。ここからすぐに11:35 六甲を経て遠く淡路島まで遠望できる(うっすら見えているような気がしました)頂上到着。狭い岩場ながら、ベンチとテーブルがあり、ここに陣取ってお昼休憩。

黒一虚空蔵山山頂点の男性リーダーにお湯を沸かしていただき、三鶏湯のスープあり、おいしいパンの数々にコーヒー、ケーキまで、それぞれ持ち寄りのご馳走が次々と振舞われて風もなく、暑くもなく寒くもなく、気持ちの良いゆっくりした豪華なランチを楽しむ事が出来ました。みなさま、どうもご馳走さまでした!山頂での写真撮影を終え、12:30 陶の郷へ向け、出発。

2回ほどの休憩をはさんで、13:25 陶の郷到着。こちらの立杭陶の郷は日本六古窯の一つ、丹波焼きの窯元が軒を連ねています。兵庫陶芸美術館もありますが、こちらの美術館は片手間に見られるような内容ではにとのこと、本日はそれぞれに味わいのあるいくつかの工房を覗き、兵庫県文化財に指定された立杭に現存する最古の登り窯を見学しました。我らがやまゆ会では、山歩きのみならず、さまざまな知識が立杭の登り窯得られます。

1時間半ほどたっぷり見学した後、バスにて、こんだ薬師温泉、ぬくもりの郷へ向かい、夕方になり気温が下がってきて少々冷えてきた身体を温めました。久しぶりの山歩きを楽しんだ後の温泉は格別。本日も、山あり、その他のお楽しみ満載の、充実のやまゆ会の1日が終わりました。




本日のお時間
藍本駅 9:30 −10:05 登山口 −10:40 虚空蔵堂 −11:35 虚空蔵山 12:30 −13:25 立杭陶の里

 本日のお風呂   こんだ薬師温泉 「ぬくもりの郷」 700円
         泉質: 食塩泉
         効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性 etc

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