武奈ヶ嶽

前回の例会が台風接近の為中止になり、白山参加者以外は約1ヶ月ぶりの山行きです。週に1回はやって来る台風も直前に通過し、台風一過の秋晴れを期待して、いつものように茨木駅に集合です。ここの所、バスハイクが続きます。7:30 出発。 快調に名神を飛ばし難関の京都東もスンナリ通過で、今回はJR山科駅で2名をピックアップ。湖西道路に入り、8:50 いつもの白鬚神社でトイレ休憩です。池の中に鳥居が建つこの神社は、運航・交通安全を司どる神様とかで、道路沿いということもあり他にもトイレ休憩をする車やバイクが立ち寄っている様です。湖の眺めも鳥居越しに対岸の山々が遠望でき、広々とした印象です。とかく、「参拝者以外トイレ利用禁止」と意地悪な所が多い中、気持ち良くトイレを提供してくれる神社に敬意を表し、お賽銭をはずんで道中の安全をお祈りしたら出発です。

植林帯の急登近江今津から角川の集落を抜け下山口横の光明寺前を通って、9:35 登山口のある石田川ダムに到着です。ここの駐車場にはトイレが1つあり丁度朝の清掃中。使用したらホースとデッキブラシでゴシゴシとお掃除のお手伝いを条件にお借りします。

9:50 駐車場の奥に伸びる林道を通って武奈ヶ嶽に向けて出発です。10分程歩くと左手にある木の枝に、赤リボンが巻きつけられ、ここが登り口となっています。案内板も何もなく、しかもリボンの色がはげて枯れ木の色と同化しているので、うっかりすると見落としてしまいそうです。登り口から入ってすぐ、植林帯の中をジグザグの急登が待ち受けています。

思いっきりアキレス腱を伸ばして歩くこと25分、10:15 服装調整の為早々と休憩タイムです。赤岩三角点に着くまではこの登りが続くということで、気合半分・諦め半分で上の1枚を脱ぎ捨続く直登てます。

しばらく行くと右手の方から沢音が聞こえてきます。道は相変わらず樹林帯の中ですが、山肌を横切るような道は段々と細くなり、谷側はかなりの急斜面となっています。岩稜ではないので落ちても大怪我はしないでしょうが、傾いている道をちょっと踏み外すと、木にぶつかって止まるまではゴロゴロ転がりそうです。気をつけましょう。

急登とはいえ、道は杉落ち葉でフカフカ、台風と秋雨の名残か所々ぬかるみがある程度で、足には優しい道です。途中、かな〜り最新の鹿の落し物と思われるブツがあり、その先にはぬかるみにクッキリとひづめの跡が・・。まだ近くに居てどこからか見ているのかもしれません。

赤岩三角点11:05 赤岩山と書かれた標識の下に三角点がある、赤岩三角点に到着です。ちょっと手前で落とした地図を取りに戻った為、遅れて着いたメンバーを、この坂を戻ってまた上がって来ようと思うのがエライ!とみんなでお出迎え。ここまで来れば後は尾根道なのでホッと一安心。しばし会発足(独立)5周年記念事業の話で盛り上がります。

赤岩三角点からは休憩なしで一気に頂上に向いましょう。遠くでキュイ〜ンという鳴き声が聞こえ、アチラさんはかなり先まで移動している様です。植林帯がなくなり、ブナやナラでしょうか、広葉樹の自然林の中を行く尾根道は、なかなか快適です。

黄葉殆どの樹の幹が、根に近い部分を地に這わせ「し」の字になっている姿が、冬の厳しさを物語っているようです。

林が切れると眼下には琵琶湖が広がり、目の前には武奈ヶ嶽の山頂部分がデーンと現れます。琵琶湖の反対側には日本海(若狭湾)の一部が見え隠れして来ました。今年は台風の塩害で紅葉がないまま、茶色に枯れていくケースが多いようですが、このあたりも鮮やかな紅葉はあまり見られないようです。それでも広葉樹の黄色い葉が、秋山の雰囲気をかもし出してくれます。

通りすが頂上から若狭湾りの樹の皮がきれいに剥かれているのは、鹿が食べた跡なのでしょうか。やはり台風が原因で木の実が熟さないまま落ちてしまい、エサ不足がここにも来ているようです。見るからに美味しくなさそうな樹の皮を、懸命に剥いて食べたのかと思うと、ちょっと鹿が可哀想になりますね。

11:55 もうそろそろ着いても良い頃なのに〜と思う矢先、武奈ヶ嶽山頂に到着です。標識のある頂上は木々に囲まれてあまり展望がよくないので、お弁当を広げる場所を探します。ここにしようかと一旦腰を下ろすと、「こっちの方が眺めがイイぞ〜」という声でザックをさげて場所移動を繰り返すこと2回。「なんで頂上に着いてからウロウロするんやろ〜」と言いつつ、ようやく右手に琵琶湖、左手に日本海が見渡せる場所を見つけて落ち着きます。

山頂でメザシ!ここで、ジャーン、焼き網+メザシが初登場!先日の白山で、こんがり焼かれるメザシの香ばしい匂いが忘れられないメンバーが、おにゅうの焼き網とメザシを持参してくれました。程よく焼けたメザシと赤ワインの組み合わせもまたオツなもの。バスの中だけでは物足らず、山中でも段々と居酒屋化していく今日この頃、果たして来週はどうなることやら・・?

メザシをかじりながら景色を楽しんでいると、どうも地元の方と思われる3人組が上がって来ます。年配の1人が周囲の山の名前を若い2人に教えているのですが、声が大きくイヤでもこちらの耳に入ってきます。年配の方の指差す方を見ながら、ふむふむ、あの遠くに見えるのが青葉山ね、へぇ〜、手前の坊主みたいな山は鹿公園かと思えるくらいじっとしてると目の前を鹿が何武奈ヶ嶽山頂頭も通っていくのね・・とその説明を一緒に聞いてしまいます。

そんなこんなでゆっくりと時間を過ごし、12:45 写真を撮ったら山頂を後に下山しましょう。赤岩三角点までは来た道を辿り、ここから角川の集落へ降りる道をとります。13:10 赤岩三角点を通過。

しばらく歩いていると「ドカーン」という音が響きすわ雷か!と緊張しますが、雷にしてはどうも等間隔で鳴りすぎ。どうやら近くのあいば野自衛隊演習場からの爆発音のようです。雷でないと分かれば安心ですが、この爆発音はあまり気分の良い環境音ではありませんね。

山頂からの下り13:50 ちょっと離れた後続組を待って進みますが、1ヶ所道が崩れた場所の上方にある迂回路が、思えば今日の行程の中で一番の難所となりました。ロープが張ってはあるのですが、一部端が結ばれている場所が浮石ならぬ、浮き木。もちろんしかっりしと木に結ばれているものもあるので、そちらの方を頼りに急斜面をトラバースするように作られた道を、慎重に下ります。

迂回路を越して又もや植林帯の中を歩き、14:10 角川・光明寺横の下山口に到着です。石田川ダムで教えてもらった、なんとかセンターの駐車場で待っているバス乗りこんだら、今日は某ソナタなんぞ真っ青のメタセコイヤの並木が見事な、マキノ高原にあるお風呂に寄って汗を流しましょう。

三重嶽どうも最近はお風呂付きでないとブーイングが多く、下山口でのお風呂探しも世話役さんの重要なお仕事となっているようです。でもやっぱりお風呂は気持ちイイもんね〜♪次回のお風呂も楽しみです。

全国的に今年は紅葉がイマイチのようですが、落ち葉の道と山頂からの360度の眺め、そして雲がちょっとかかったものの、夏よりはちょっぴり高くなった青い空で秋山を満喫した1日でした。





 今日のお時間

石田川ダム 9:50 −(休憩1回)−11:05 赤岩三角点ー11:55 武奈ヶ嶽 12:45−13:10 赤岩三角点−(休憩1回)−14:10 角川・光明寺


 今日の温泉  マキノ高原温泉「さらさ」 (600円)
                泉質: アルカリ性単純温泉
                効能: 冷え性・慢性消化器病



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