弘法山から 鶴巻温泉

秦野緊急事態宣言も解除された11月、秋の特別例会は神奈川の丹沢エリアを2泊3日で再訪します。前回来たのは9年前。この時は名物鍋焼きうどんを食べに鍋割山まで上がりましたが、このコロナ騒ぎでもうそこまで行く元気がありません。今回は丹沢の足元である秦野市近辺の山と温泉を楽しみましょう。

先ず初日は秦野の弘法山です。下山後は鶴巻温泉でお風呂とお食事のお楽しみ付き!大阪から新幹線で小田原へ。駅でお昼のお登山口弁当を買ったら小田急線で秦野駅へ移動します。11:30 駅前から水無川に沿って登山口へ向かいます。川沿いの遊歩道を10分程歩いて左手に不二家が見えたら車道に上がります。不二家前を左折してしばらく行くと、「弘法山登山口」の看板があるので、そこから山道へと入って行きます。今日は秦野から浅間山→権現山→弘法山→吾妻山を経て、鶴巻温泉へ下りる縦走コースです。

12:00 登山口からいきなりの階段で長旅後の身体には堪えますが、20分程上ると12:30 先ずは浅間山に到着です。雪をかぶった富士山がまぁ、キレイなこと。今日は朝からお天気で、新幹線の車浅間山窓から見た富士川越しの富士山も、まるで浮世絵のように見事でした。しばらく富士山見物をしたら、先に進みましょう。弘法山公園の標識に従って緩やかな道を行くと、30分ほどで権現山に到着です。広い山頂には展望台があり、秦野駅からもこの3重の塔の権現山ような建物が見えてましたね。時間も丁度お昼時、展望台の下でお弁当タイムです。

富士山を眺めながら、小田原名物、鯛めし弁当や押し寿司弁当を熱いお味噌汁やお茶と一緒に頂くという、この贅沢さ。富士山ばかりではありません。遠く箱根の山々、10年前に歩いた金時山も見えますね。視線を回せば丹沢の山々も見渡せます。ゆっくりお弁当を食べ、食事後も展望台に上がったり、風景に溶け込むような木の幹の形をしたトイレを見物したりしてたら、アッという間に1時間も過ぎてしまいました。弘法山はまだまだ先です。そろそろ出発しましょう。

因みに、この縦弘法山走コース 車道が並行しているようで浅間山と権現山の間、弘法山の手前にも駐車場とトイレがあります。なので、山頂にはバギーを押してる家族連れもいて、老若男女気軽に登れる山となっているようです。

権現山から多少のアップダウンはありますが、木立の中気持ちの良い道を歩くこと25分、14:25 鐘楼のある弘法山に到着です。一応今回目指したメインの山ですが、鶴巻温泉までまだまだ距離があるので、このままサッサと通過です縦走路。大師堂の横から続く道には、鶴巻温泉→の標識がこまめに出て来ます。

木漏れ日の射す森の中、歩きやすい道を進んでいくと、15:25 道が二手に分かれます。標識を見るとどっちにも鶴巻温泉→ とありますが、片方には吾妻山、もう片方には石膳神社の名前が書かれています。どうも石膳神社経由は鶴巻温泉までのショートカットの道のようです。今日は予定通り吾妻山を通って行ってみましょう。

分岐から10分ほどで吾妻山に到着です。吾妻神社の石碑が建っている山頂まで来吾妻山たら、眺めより気持ちはお風呂上がりのビールへまっしぐら。早々に下山へと足を速めます。鶴巻温泉まであと700m、さぁ、急ぎましょう。飛ぶように下って15:55 民家の裏手から住宅街に出てきました。後は道なりに歩けばあ~ら、目の前にお目当ての陣屋さんです。

陣屋5時半から食事を予約しているので、その前に温泉です。とろっとした感触のお湯が、4時間強歩いた足をじんわりと労わります。お風呂の後はお楽しみの夕食タイム。お食事もですが、なにしろ9年前に頂いたここのビールが忘れられません。きめ細かな泡がグラスからあふれんばかりに乗っかっているのが、ビール好きにはたまらない。それでは大阪からの新幹線旅に加えて、4時間の縦走コースお疲れさまでした、カンパ~イ!

 本日のお時間
秦野駅 11:30 -12:00 弘法山登山口 -12:30 浅間山 12:45 -13:00 権現山 14:00 -14:25 弘法山 -15:35 吾妻山 -16:00 鶴巻温泉

 本日のお風呂   鶴巻温泉 「陣屋」
        泉質: カルシウム・ナトリウム-塩化物泉弱アルカリ性 低張性 冷鉱泉
        効能: 神経痛、関節痛、運動麻痺、疲労回復 etc

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