申年歩き始め 清水山

豊国廟今年は申年という事で、猿、申、サルと探しますが、意外と申にちなんだ山はないものですね。新年会を京都は八坂のお店で行うので、京都市内という縛りも更に難しくしています。それでは、山がダメなら安全祈願の神社で申にまつわる所はと探しますが、これまた結構ありません。で、最終的に見つけたのが猿は猿でも人間様のサル、そう、かの太閤様、豊臣秀吉を祀る豊国神社です。東山の麓という便利さもあり、本日は豊国神社から清水山を回って八坂さんへ下りるコースを歩きます。

朝はゆっくり、10時半に七条駅に集合。街中とは思えない静かで清々しい神殿で、厳かに安全祈願が行われます。この後まっすぐ清水山へ行く予定でしたが、「ここまで来たなら豊国廟へお参りせなあきまへん」という神主さんのお言葉で、先ずは豊国廟へ向かいます。女子大生が闊歩する通称女坂までは良かったのですが、豊国廟入り口の鳥居からは、489段もの階段が待ち受けます。新年から試練の山歩き、いや階段歩きです。

12:00 ようやく豊国廟に着いてとりあえずお参り。この裏が阿弥陀ヶ峰山頂で、ここから清水山へ通じる京都トレイルへ下りれないかウロウロと探しますが、それらしき踏み跡はあるもののハッキリしません。仕方ないので、またあの階段を下りて住宅街清水山登山口を抜け、渋谷街道から国道1号線まで出てきました。京都トレイルのNo.14の標識があります。

清水山は国道の向かい側にある斎場の脇から上がるのですが、国道には渡れる場所がない!確か地下道があったはずですが、入口が分かりません。もう少し先やったかな~と一旦戻ろうとしたその時、何気なく後ろを振り向いた1名が、あった~!と指さします。道が下って行くのが反対側から見えなかったんですねぇ。標識ぐらいつけてほしいわ~。

めでたく国道を渡り、斎場の脇No.16-2の標識(No.15はどこや?)から階段を上がると左手に清水寺への案内板を見つけます。この案内板を少し行った先の右手に、清水山への登山口があります。時間は既に1時過ぎ。はぁ~、お腹空いたわぁという事で、眺めも何もありませんが、ここでお昼にしましょう。

清水山展望台14:00 一息ついたら出発です。登りになりますが、今まで舗装路だったので山道の感触がホッとします。30分ほどで清水山の山頂に到着。一度下って登り返すと 14:45 東山山頂公園に出てきます。ここでちょっと休憩したら後は下りです。新年会は八坂ですが、銭湯が知恩院の近くにあるらしいので、将軍塚も丸山公園への分岐も飛ばして、知恩院へと下りて行きます。

知恩院はあの除夜の鐘で有名な、大鐘楼の所に出てきます。1年に2回しか鳴らされない鐘は、近くで見ると迫力の大きさです。広い知恩院の境内を抜け壮大な山門をくぐって銭湯へと向かいます。道を1本間違ったらしく、これまたウロウロとしますが、道行く人に訊ねて何とか見つかりました。体が温まったら、さて次は新年会です。今年も1年、楽しくケガなく歩きましょう。

 本日のお時間
11:30 豊国神社 - 12:00 豊国廟 -13:00 国道1号線 -13:15 清水山登山口 -14:45 東山山頂公園 -15:30 知恩院

 本日のお風呂          新シ湯  430円
        泉質: H2O
        効能: 

 メインページへもどる