
本日の山は、六甲の菊水山。以前歩いた時の階段の印象がヒジョーに強く、以降敬遠してましたが、今回散歩気分で登れるコースだからという事で6年ぶりに歩いてみます。10:00 神戸電鉄の鈴蘭台駅に集合。大阪方面から来ると、新開地駅であの魔の神戸高速線に惑わされますが、とにかく神鉄にさえ乗れば大丈夫。今回は無事新開地駅をクリアしますが、思わぬ新快速遅延で乗り継ぎが間に合うか、別のドキドキを味わうことになりました。にしても、新快速、よう遅れますなぁ。
駅を出て、線路沿いを戻る感じで歩き車検場に来たら左手に上がります。道は二手に分かれますが、「菊水山登山道」の標識がある左の道を選びます。はい、ここで間違えてます。今回は菊水山を周遊するコースを計画していて、往きは石井ダムから縦走路に合流して菊水山、その後縦走路を少し進んでから鈴蘭台へ戻る道に入るという左回りの
予定でした。で、その石井ダムとの分岐がここなんですね。つまり、先ずは右の道を行かないといけなかったのですが、「菊水山登山道」に釣られて左へ行ってしまったというワケです。
最初は気付かず、10:20 車止めゲートのある登山口に到着です。NTTの管理道と山道に分かれるので当然山道の方へ。で、しばらく歩いてから、アッ、道間違えた!と気付きますが、まぁ、ここまで来たら周遊コースやし逆回りで歩けばエエんちゃう?という事で、このまま進むことにします。木洩れ日の下、起伏のない道を気持ちよく歩きますが、15分程すると出て来ました、階段が!階段を上がると、さっき別れた管理道にぶつかり反対側の「山頂方面→」の標識からまた、山道に入ります。で、再び出ました、階段! こちらはロープの手すり付きでけっこう急です。 やっぱり階段出たわぁ~と言いながら登って行くと、再び管理道に出ます。
しばらく車道を歩くと、11:04 トイレのある広場に来ました。普通こういう所にある簡易トイレは手洗いの水がない事が多いのですが、こちらは大きな水タンクがありきれいな水で手を洗うことが出来ます。ありがたいわぁ。そして、またまた山道に入って行きます。車道と並行して行くと、右手車道沿いにきれいな東屋が出て来ました。地元の山岳会の連絡所があり、ここまで来た人が記帳して下りて行かれます。いわゆる「毎日登山」と呼ばれるもので、神戸ではよく見かけます。そしてこういう地元の登山会の方々の手で道が整備され、こうやって気持ちよく歩くことが出来るのです。どちらの登山会も歴史は古く、これも昔から続く神戸の文化の一つですね。
きれいにお掃除された東屋を後に先に進みましょう。で、はい、出ました階段です。幸いここはそれ程段差もなく平らな道と交互に進むと、11:20 縦走路との分岐に出て来ました。分岐の標識のすぐそばによく踏まれた坂道があり、え~とこれが山頂への道?と半信半疑で上がってみます。2~3分で着いたところは、単なる景色の良い場所でした。まぁ、展望台みたいな所ですね。確かにこんな直ぐに山頂があるわけもなく、そそくさと元の道に戻ります。すると、またまた菊水山登山道の証、階段です。これでこそ山頂への道! 階段を上がって5分、11:35 本物の菊水山山頂に到着です。お馴染みの無線中継所と青空をバックに、紅葉が映えますねぇ。
明日、神戸市主催の六甲全山縦走大会が行われるのですが、その下見でしょうか、大勢の人が山頂を行き交ってい
ます。ベンチが殆ど埋まっているので、さっき来る時に道脇に見かけたベンチまで戻ってお昼ご飯です。四方を囲むように配置されたベンチはグループでランチするには丁度良い具合。どうもかつては中心にテーブルもあったようですが、現在は土台しか残っていません、残念。適度に日陰があり、適度に陽が射して快適なランチタイムを過ごしたら下山です。
本来周回コースを石井ダムから左回りで歩くはずが、右回りで来てしまったので、帰りはダム方向へ下りれば良いのですが、このベンチに来るのに大分来た道を戻ってしまいました。登り返すのも面倒だし・・・という事で、ダムには行かずこのまま下ってしまいましょう。
階段多しと言えど、やはり下りは早い。10分ほどで先ほどの地元登山会の小屋に到着です。この先であのきれいな仮設トイレをお借りして、更に30分ほどで登山口に戻って来ました。ここで今一度道を確認。ダムへの標識は見つかりませんでしたが(あったのかなぁ?)、道は大体分かりました。次回は間違うことなくコチラを歩きましょう・・と言いたいところですが、どこから上がっても菊水山は階段の山、果たして歩くことはあるのでしょうか?!
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本日のお時間
鈴蘭台駅 10:10 -10:20 登山口 -11:05 東屋 -11:30 山頂 12:30 -12:40 東屋 -13:15 登山口
本日のお風呂 なし