今年の秋の特別例会は、おととし好評だった能勢キャンプ場でのBBQとテント泊、第2弾です。でも、一応山の会なのでその前に裏山の剣尾山に、ひとっ走り上がって来ましょう。BBQはお昼からですが、準備の為早く帰って来いとの、炊事班よりのお達しがあるので、剣尾山までの往復です。
9:30 「のせの郷」のホテル前を出発。キャンプ場の管理棟の前を通って剣尾山への登山口へと向かいます。剣尾山は手前の行者山と共に山岳信仰の山なので、行場が多くあり、登山口から10分ほど丸太の階段を登ると、大日如来が彫られた大日岩が見えてきます。岩の手前には、胎内くぐりへ通じる道もありますが、今日は早く帰らないといけないので行きません。更に丸太階段を上がれば、9:50 行者堂に到着です。
お堂向かいの大岩は、よく見ると接地面がスキマだらけです。チョンと押したらゴロンと動くんやないかいな。いや、台風や大雨が続いたら冗談で済まされないかも・・。真下に置かれたベンチが、座れるものなら座ってみぃ・・という感じで、なかなか挑戦的な配置となっています。度胸試しにアナタもここで休憩いかがでしょうか。慎重なメンバーは、大岩からちょっと離れて休憩です。
更に階段の道を上がり、10:30 行者山と六地蔵の中間点を通過。2日前の台風で枝が折れたり倒れたりして、道がふさがれている所もありますが、芸術的な折れ方に感心しながら歩きます。足元には栗のイガがたくさん落ちてますが、まだ山の住人に食べられてない様で、小さいながらも中味がギッチリ詰まっているではありませんか。これは拾わずには居られません。あっちにも、あら、こっちにもと右往左往している内に、時間が過ぎていきます。
栗拾いしながら歩く事約10分、六地蔵に到着です。先程の中間点よりようやく階段から開放され、広く気持ち良い道を進みます。11:00 月峯寺跡を通過・・と書きたいところですが、またここの落ち栗の量が半端ではありません。ここでも暫し栗拾いです。どうも台風の強風で落とされてしまったようですが、本来は自然に落ちて、なおかつイガから飛び出したものが熟して美味しいのだとか。山の住人はその辺の事を良く知っていて、熟して甘くなった栗が自ら飛び出すのを待っているのでしょう。道理で栗がまだイガに納まっているワケです。人間様はせっかちでイケマセンなぁ。
最後に急な坂を上がって、11:08 剣尾山山頂に到着です。栗拾いで時間をとってしまい、ちょっと焦っているメンバーに、炊事班より緊急連絡が入ります。「遊んでないで、早く帰りやぁ〜」と叱られるかと思ったら、渋滞で買出しもままならないとか。大弱りの炊事班には申し訳ありませんが、栗拾いで遊んでた山組はほっと一安心。これでもうすこしゆっくり山頂に滞在出来そうです。岩の上で立つ姿も余裕しゃくしゃく。ちょっと岩に上がっただけで、周囲の眺めが格段に違います。
15分ほど山頂で過ごしたら、下山開始。買出しが遅れるとはいえ、炊事班も大急ぎでキャンプ場に急行すると言うことなので、何と休みも取らず、一気にキャンプ場まで下りてしまいます。
12:30 キャンプ場に着くと、既に炊事班は到着。野菜をせっせと切っている最中です。時を同じくして、北海道より取り寄せたベーコン、ハム、ソーセージを背負った食材チームも到着します。本当なら前日北海道より食材が着く予定だったのに、台風のお陰で今日の午前中にズレ込んでしまい、今か今かと待ち構え、届くと同時に家を出て来たとか。いつもながらお世話になります。
さぁ、材料は揃いました。一山登ってお腹も空かせました。
ほな、焼くでぇ〜! → → → BBQランチへ
本日のお時間
9:30 能勢の郷 − 9:50 行者堂 10:00 − 10:50 六地蔵 − 11:00 月峯寺跡 −11:10 剣尾山 11:20
−12:30 能勢の郷キャンプ場
本日のお風呂 能勢温泉 (700円)
泉質: 単純弱放射能温泉
効能: 神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、痛風、動脈硬化症 etc