
今日は朝からポカポカとお天気も良く、宝塚駅に集合する頃に
は汗ばむほどです。駅からすぐに坂道となるので、事前に脱ぐものは脱いでしまいましょう。9:10 先ずは塩尾寺を目指して歩きます。とりあえずの目標は甲子園大学ですが、ここまでの坂が住宅街の中を歩くとは言え、尋常ではございません。駅から大学までバスもなく、「学生の車通学禁止」の看板を横目に、4月からの新入生に混ざって延々と坂を上がります。近道なのか、急な階段を息も絶え絶えに上がってくる初々しい女子大生も、4年後には足腰丈夫なお姉さまに変身することでしょう。思いのほか広い敷地の大学脇を道なりに上がって、9:35 塩尾寺休憩所で一息入れます。
ここからは、塩尾寺の石標がある車道を離れ、紅葉谷上配水池に向かう階段を上がります。大きなタンクの脇を更に階段で上がると、先ほど別れた車道に合流。そのまま20分ほど車道を進むと右手に山へと入る道が出て来ます。この先には名水と言われる水場があり、車で水汲みに来られる人も居るとか。ただ、案内板も何もないので、知る人ぞ知る場所かもしれません。せっかくですから休憩がてらちょっと立ち寄り、喉を湿らしたら車道に戻って更に坂を上がります。
10:20 塩尾寺を通過。ここからようやく舗装道路を離れ、山陽自然歩道・大平山の標識に従って山道に入ります。大平山からこの塩尾寺経由宝塚までの道は、六甲全山縦走大会のコースにもなっています。
相変わらず急坂ですが、やはり舗装道路と違って足に優しい道は、歩いていても気持ちが良いものです。10分程歩くと急に道を外れ、標識のない道を上がるのでアレッ?と思うと、そこが岩倉山山頂。ちょっとショートカットしてみました。ここでは来た証拠だけを撮って、先に進みましょう。10:40 自然歩道に戻ってゆずり葉台への分岐を下ります。
あんなに苦労して上がって来たのに下るのはもったいな〜い!と言いながら歩くこと30分。超高級老人介護付きマンション、「エデンの園」前を通過。「ちょっくら予約してきますわ〜」などと冗談を言いながら、都合で今日のお山はここまで、、というメンバーがバスで帰られるのを見送ります。11:30 エデンの園を回り込み、林道に入った所で休憩です。
この先の道を地図で確認。地形や方向が良く分かるのは1/25000、水場や分岐などが確認しやすいのはエアリアマップと、地図も目的別に使い分けられると便利ですね。広い林道が段々と狭くなり、10分程歩くと頭上に車道が見えて来ます。車道に出たら左方向にしばらく歩き、小笠峠の標識がある所で再度山道に入ります。さぁ、ここからが本日最大の難所、小笠峰までの直登です。
車道から入ると直ぐに急坂に取り付き、そのままの傾斜が15分程続くと、本日の最高点小笠峰(490.8m)に到着です。いやいや、お疲れ様でした。ここが目的地ではありませんが、キツイ登りはこれでお終いと思うと、何やら一仕事終えた気分になってしまいます。現在 12:05。だいぶエネルギーを使ってしまいましたが、昼食はここまで来たら最終目的地、樫ヶ峰でゆっくりと取ることにして先に進みます。
社家郷山キャンプ場への分岐を過ぎ、12:35 キレット分岐と書いてある東三ツ谷出合でちょっと休憩。この後、馬の背岩展望台で宝塚から東六甲の山々を見渡し、阪神競馬場の白いドームと緑の敷地の向こうに広がる大阪市街を見晴るかし、エデンの園の後ろにドッシリと控える岩倉山を見て、あそこから一旦下りてまた上がってきたのか〜と、僅か2時間前なのに妙にしみじみと眺めたりと、360度の眺望を楽しみます。しかし、それにしてもお腹が空いてきました、先を急ぎましょう。12:45 待ちに待った樫ヶ峰に到着です。さぁ、メシだメシだ!!


木立に囲まれているので眺めは最高とは言えませんが、木陰がありがたい今日の陽気です。ゆっくりとお昼を頂いたら、そろそろ下りることに致しましょう。13:30 逆瀬川方面へ向けて出発。六甲らしい花崗岩のザラザラした砂と露岩の道を行くと、視界が開けて眼下に西宮ゴルフ倶楽部が広がります。土曜のこんなゴルフ日和なのに、ガラガラですね〜。急な階段を下って車道に出たらそのままゆずり葉緑地の中に入っていきます。この緑地がまた広大で、河原ではバーベキューをする人、木陰ではシートを敷いてお昼寝する人、その近くで走り回る子供たちと、先ほどのゴルフ場に比べファミリーで一杯です。節約の波はこういう所にも現れているんですね。緑地の入口にトイレがあり、14:00 ここでしばし休憩。いや〜、トイレまで遠かった!!
宝塚西高校前からバスに乗り、逆瀬川駅へと戻って来ます。いつもならここで解散ですが、本日は地元在住のメンバーが、前回の例会から2週間、練りに練った準備で御自宅にビールを用意してくださり、よく手入れされたお庭を眺めつつ、つめた〜いビールをいただいてほっと一息。ここで力水をつけた後は、同じく宝塚在住の方の馴染みの店へとなだれ込むのであります。

「今日は短い距離ですが、のんびり歩きましょう」とリーダーにまたも騙された、14キロにも及ぶ長距離ハイクでしたが、名残りの桜とすこしづつ花をつけ始めたミツバツツジに、騙されたことがどーでも良くなる1日でした。