
真冬に逆戻りの日が続いた後の土曜日、再び春めいて今日は良いお天気♪ 前回の豪華バスから一転普通のマイクロバスで、8:30 宝塚駅を出発です。途中、河西SAで休憩し福崎ICで下りて、笠形神社の麓にある休み堂を目指します。下山は仙人滝コースを下りてくるので、バスにお迎えに来てもらう道を確認しようと、「仙人滝登山口」の標識のある道で工事中のおじさんに、ちょっと聞いてみましょう。「この道、上がれますかね〜?」「ダメダメ、通れない」「この上でお客さんを拾うだけなんやけど、通られへんかな〜?他に道はある?」「いや〜、あんじょう分からへん」へっ?「あんじょう」と言われると、良い方の答えを想像してしまいますが、要は分からないのね。腑に落ちないままとりあえずバスは、大鳥居の駐車場にやって来ます。休み堂より遥か手前ですが、道幅が狭いということで、我々のリクエストはすげなく却下。あ〜、残念。仕方ない、ここから歩くことにしましょう。
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ペーパーもあるきれいなトイレで一息入れたら、10:00 笠形寺・笠形神社の道標に従ってアスファルトの林道へと入ります。10:30 笠形寺を通過。入り口から真っ直ぐ奥に杉の大木があり、「県指定天然物コウヤマキ」の看板が見えます。樹齢450〜500年くらいだとか。お寺の手前には、すこ〜しほころんだピンク色が優しい彼岸桜が、春の到来を教えてくれます。尚も林道を進むと、10:40 休み堂に到着です。本来はここが出発地点だったので、計画よりは40分遅れとなっています。道が狭いと心配してましたが、歩いてみるとマイクロの1台や2台大丈夫やんか〜、Uターンも充分出来る駐車スペースがあるやんか〜、とブツブツ・・。
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せっかくですから休み堂でちょっと一休みして、40分の遅れを取り戻すべく出発です。笠形神社までは林道を何回も横切る、遊歩道のような道を進みます。道にはクッキリとタイヤの跡が続いています。さすがにバスは無理でしょうが、このタイヤ跡はどこまで続くのか気になりながら、結構な急坂を登って行きます。11:10 笠形神社に到着です。タイヤ跡も結局ここまでしっかりと上がって来ています。境内?にはお社が3棟あり、補修中なのか丸太で足場が組まれています。恐らくこのタイヤの持ち主(車)はこの工事材料を運んできたのでしょう。お社はいかにも手彫りと思われる細かい装飾のほどこされた欄間があり、林道とは言い難い狭い道の果ての山中に、1300年前からこんな立派な神社が建造されているのには、驚かされます。
5分程休憩したら、笠の丸へと向いましょう。ここからは本格的な登山道となりますが、標識には笠の丸まで40分、頂上まで1時間と書かれています。ふむふむ、それなら笠の丸から頂上までは20分で行けるんやね〜と思いながら歩いていると、目の前に出て来るのが500段以上といわれる恐怖の丸太階段!見上げる限りの階段に、「見んことにしよう〜」とただ黙々と目の前に現れる階段をやっつけて行きます。
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11:50 なんとか笠の丸に到着。晴れていれば瀬戸内海まで見渡せるはずなのですが、今日はちょっと霞んで見えません。お昼の時間ですが、とにかく頂上まで行ってしまいましょう。え〜っと、頂上への道標はこれね、ありゃ?頂上まで30分だと〜?! 神社では計算上20分のはずだったのに、どっちやねん!と標識に文句を言っても仕方ないので、再び階段に挑みます。一旦鞍部に下りてからの登り返しで、日蔭にまだうっすらと雪が残っていますが、陽が当たる所はグズグズのニュルニュル。階段とぬかるみのダブルパンチを浴びながら、12:15 笠形山山頂に到着です。
山頂は結構賑わっていて、2つある休憩小屋(といっても屋根だけ)やベンチは、お弁当を広げる登山客で満席状態。ベンチを空けてもらい、こちらも昼食にしましょう。近隣の山々は見渡せるものの、相変わらず遠くは霞んでいて海は見えずじまいなのが、ちょっと残念です。お山のてっぺんでま〜ったりしたら、今日は下山後、「かさがた温泉・せせらぎの湯」に寄るのでそろそろ帰り支度をしましょう。お食事中の方にお願いして記念写真を撮ったら、13:20 一旦笠の丸に戻って仙人滝コースを下りて行きます。
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足元は相変わらずのグズグズ状態で、見ればどちら様もズボンの裾にかなり泥が跳ねています。しばらく歩くと、13:30 鹿ヶ原と呼ばれる草原のような場所に出ます。ここにはなぜか扉のない木戸門が関所のように建っています。鹿の防護柵代わりでしょうか。それにしても、門の脇からお出入り自由ですし、ちょっと不思議な木戸門です。
鹿ヶ原を抜けて15分程で、仙人滝とほうらい岩への分岐に出ます。この辺りは大小の岩が道の両脇に迫り、ほうらい岩へは岩に挟まれた細い道を下って行きます。先頭がほうらい岩に着きますが、その先に道はないようです。一列になって急な道を下ってきましたが、とりあえずここでバック。道が狭くてすれ違う事も出来ず、かといって岩近辺には待機する場所もなく、後ろの人は結局ほうらい岩を見ずして、先ほどの分岐に戻ります。
14:10 一息入れてしばらく歩くと水音が聞こえて来ました。仙人滝が近いようです。あともう少し頑張りましょう!岩が多い急な道を下り、14:20 仙人滝に出て来ます。案内板には長さ35mとありますが、う〜ん、これで35m?まっ、長さであって落差ではないところがミソですね。もう少し水量があれが迫力もあるのでしょうが、今日はチト遠慮気味の仙人滝です(後で調べると、どうもいつも遠慮気味らしい)。
仙人滝から登山口までの道は、ミツマタが群生していて白い花が少しほころんでいます。途中からまた林道歩きになりますが、一旦舗装された表面がまるでブルドーザーで掘り起こされたような荒れ方で、歩きにくくなっています。まさか本当にブルドーザーで引っ繰り返しはしないでしょうから、大雨や台風の時に流れ出た土砂でこうなったのでしょうか。自然の力はすごいものです。
荒れた道もようやく普通の舗装道路になり、15:00 お迎えのバスと合流です。靴やズボンに付いた泥も大分乾いてブラシでこすれば落ちるまでになっています。何人かのメンバー御持参のブラシを借りて、バスの中を汚さない様泥を落とします。リーダーK2(*)自慢のブラシは一段と大きく、「この後はこのブラシで背中洗うんやないの?」などとひどい事を言いながらも、ちゃっかり借りて靴の泥を落とす恐い物知らずのメンバー。あとが恐いでぇ〜。
ウェアがきれいになったらバスに乗り込み、いざ「せせらぎの湯」へ。お風呂棟も2つありますが、今日は情緒のある岩風呂「ふところの湯」へ。内湯3つに露天風呂と、お風呂も充実しています。内湯の一つは源泉浴槽で少しぬるいですがお肌がツルツルして、効果がありそう♪お風呂でゆっくりしたら、後はお約束の走る居酒屋で仕上げです。ずっと雪だらけの山行が続き、雪がないだけでも春を感じられた今日の笠形山でした。
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(*用語解説 リーダーが3人になりましたが、偶然にも全員イニシャルKなので在歴が古い順番にK1、K2、K3と、便宜上呼ばせて頂きます。)
今日のお時間
10:00 登山口(大鳥居)−10:40 休み堂(休憩)−11:10 笠形神社(休憩)−11:50 笠の丸(休憩)−12:15 笠形山 13:00−13:20 笠の丸−13:30 鹿ヶ原−13:50 ほうらい岩−(休憩1回)−14:30 仙人滝−15:00 林道終点
今日のお風呂 神崎郡市川町 「かさがた温泉・せせらぎの湯」 (600円)
泉質:低張性弱アルカリ性低温泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔病、疲労回復、健康増進