
季節外れの台風の後は戻り梅雨。どの天気予報を見ても傘マークの中、雨中ハイキング覚悟の根性あるメンバーのみが上桂駅に集合します。精鋭8名とリーダー、そしてリハビリを兼ねた先輩Kリーダーは今回前半のみの参加です。スパッツだのザックカバーだの雨の準備をしたら、9:15 出発です。
先ずは昼食調達のメンバーの為、コンビニ探し。大きな交差点の4つの角の内3コーナーに、L、S、Kと3店舗揃い踏みでオニギリの美味しい店はどこ?と言いつつ、結局真横にあった一つに入って、飲み物や昼食を仕入れます。その後、住宅地を抜けると天に向かって真っ直ぐに伸びている竹林の間を通り、墓地に出たら最奥にある登山道へと進み
ます。
竹林は尚も続き、散り敷かれたササの葉は雨に濡れても、じゅうたんのようにフカフカとした感触です。林の中だと枝葉が傘代わりとなり、バラバラを葉を打つ雨音の割には、あまり身体に当たりません。雨霧に煙る竹林の中、馬の背状態の道を過ぎると、徐々に坂が急になってきます。それにしても、蒸す!蒸します!スチームサウナ状態!! 9:55 あまりの蒸し暑さに、さすがの根性チームも思わず休憩です。幸い本日のコースは傘をさして歩けるので、サウナスーツと化す雨具はザックの奥深くにしまいこみます。
10:15 桂
坂野野鳥園散策路との分岐を過ぎて更に登ると、ベンチがいくつか置かれている広場に出て来ます。さっき休んだばかりですが、せっかくベンチがあるのだし、ベンチは座る為にあるんやで〜と無理やり小休憩。噴出した汗の分、水分補給しないとね。
予定より休憩を多く取ったのと、午後から雨が強くなるという予報なので、この辺りからちょっとスピードアップしましょう。最初の休憩まで一緒だったリハビリ先輩リーダーからは、「待たんでもええから」という了承を得ていたので、お言葉に甘えて野に放ちます。緩い登りの後、何やら急になったなと思った所で、11:00 沓掛山に到着です。あまり展望は利かず、狭い山頂で写真を撮ったら、先に進みましょう。
次の目標はみすぎ山ですが、所々ある標識には「みすぎ山」の文字はなく、「→唐ト越・馬堀へ」の道標に従って歩きます。降らず降らずみの中、雑木林をぬって小さなアップダウンを繰り返していると誰かのケータイがプルル〜プルル〜、電話ですよ〜。電話の相手は野に放っていたリーダーでした。「今、上桂駅に着いた」とのご連絡で、どこで折返したか気付きませんでしたが、エライ早いやんか〜。こりゃ、完全復活も近いですね。
12:00 雨も止み、道脇に椅子代わりになりそうな手頃な倒木がある所で、昼食にします。いつもの様にワインが回り、色々なカップ麺の香りが漂います。そろそろ食事も終わりという頃、パラパラと雨も降ってきました。ひどくならない内に出発しましょう。
下るとすぐに舗装道路に出ます。山陰新線敷設の際、トンネルから出た土の捨て場だったそうで、20分程歩くと元駐車場?脇に崩れかけたプレハブ小屋が見えて舗装道路はここでお終い。プレハブの横から延びる林道へと進み、途中道から離れて山へと入ります。ここからが判り難い。いくつものソマ道があるものの何の道標・テープもなく、地図を見ながら辿るも先日の台風直撃で踏み跡も消
えかかり、協議の末林道を真っ直ぐ進むことにして一旦戻ります。
その途中にも、いかにもここからどーぞと言わんばかりの登り口がありますが、木に架けられた「→馬掘」のプレートをよっく見ると、「正しいルート、但し元の広い道にでる」プラス小さな字で「迷いやすい」・・。ここは最後まで林道を行った方が良さそうです。退屈な道ではありますが開けた所からの眺めは最高。愛宕山を中心にした山並み、そして裾野に広がる水尾の里が雨霞みの向こうに墨絵のように浮かびます。
目印の高
圧線2本を過ぎた辺りでようやく林道の終点。14:00 ここから山道へ入り15分であっけなくみすぎ山頂上に到着です。大きな鉄塔を避けて写真を撮ったら下山しましょう。何しろ今日は雨に追われる感じで忙しないこと・・。小さな岩や石がゴロゴロした道をひたすら下ります。右手に苔むした古い石垣が現れ、山中から山里へと段々と生活の匂いがして来ると間もなく、イノシシ除けに張られた金網と扉に辿り着きます。14:45 扉を開けて、ハイ、下界へお帰りなさい。
今回は台風通過後だったので、大小の折れた枝が落ちてたり、中には木が根こそぎ倒れていたりで、道はちょっと歩き難い。おまけに雨模様とあって、とにかくその蒸し暑さにヤラれてしまいました。昔は丹波・山城間の軍道として利用されたそうですが、1582年6月2日(現在の7月1日)、甲冑着て本能寺までこの道を歩いたと言われる、そこのアナタ、そう明智さん、こんな季節にアンタは偉い!