紆余曲折の 観音山

鷲林寺前回は読み方が難しい山でしたが、今回は変わった名前の山を歩いてみましょう。六甲のゴロゴロとガベノ城です。ゴロゴロ岳の由来は標高565.6mから来ているとか(但し、現在は565.3m)。そのままやん。ガベノ城に至っては名称の経緯が謎という事で、そもそもお城ではないそうな。さて、顛末はいかに!?

阪急夙川駅からバスで鷲林寺まで移動し、鷲林寺から観音山経由でゴロゴロ岳へ向かいます。バスパノラマコース停から鷲林寺まで10分ほど。膝の手術後のリハビリで毎回参加のメンバーここでお別れです。

10:35 鷲林寺境内からパノラマコースに入り、まずは観音山へ向かいます。パノラマという響きで楽なコースと思いきや、いきなりの岩山登りです。パノラマコースの観音様六甲特有のザラザラした花崗岩の岩々をよっこいしょとよじ登っていきます。

10:30 大きな岩の足元に小さな観音様が祀られています。え~っと、ここが観音山?それにしてはやけに早すぎやねぇ。岩の上に上がると正面に甲山と北山貯水池が見下ろせます。

さらに進むと、分岐の標識があるのですが、板が割れてなんだか判じ物のようです。地図と見比べながらゴロゴロ岳の方向へと歩きます。

分岐20分ほど歩いて、11:15 フト左手を見るとちょっと開けたところがあります。行ってみたら、岩に墨字?で大きく観・音・山と書かれていました。そうですよねぇ、時間的に見てもここが観音山です。山頂からはさっき見えた甲山から芦屋浜の方までグルリと見渡せます。元の道に戻り少し行くと、再び分岐です。左(南側)は下り、右は直進のようです。

観音山今日の計画では、ゴロゴロ岳からガベノ城へ行き芦屋川駅へと下りるようになっていましたが、奥沢へ下りた方がバス停が近くて便利という事で、ここで急きょ行先を奥沢へ変更します。が、分岐に特に奥沢の表示はなく、再び地図を見て鳩首協議。地図には観音山直下に2か所小さな分岐があり、ここは一つ目の分岐と判断して、とりあえず左の下りを選択します。

南コース下り2つ目の分岐に出たら、今度は右手(北側)に行こうと思いますが、分岐がないまま道はどんどん下って行きます。そのうち、先ほど観音山から真下に見えてた鉄塔に出てきました。丁度整備の方々がお昼休憩をされていたのでお聞きすると、この道は鷲林寺に下りるそうな。まぁ、ここまで来たらそれ以外にないですよね。

岩と岩の狭い隙間をすり抜けたり、急坂を下ったりして少しなだらかに場所に出てきました。12:00 ここでお昼にしましょう。その間も整備の若い方が部品を背負子にくくりつけて、下したり上げたり飛ぶように歩荷されています。まさにCMのとおり、Power with heart 関電のみなさま、ご苦労様です。

案内図

12:50 鷲林寺に戻ってきました。後で案内図を見ると、今歩いて来た道は南コースと言って、いわゆる関電巡視路を利用したルートでした、納得。

鷲林寺側に戻ったので、折角ですから西宮の植物園に寄ってみましょう。途中喫茶店でのコーヒー休憩を挟みながら車道を歩いて、13:30頃 植物園に到着。満開の梅や温室の蘭など1時間ほど回って本日は終了です。

結局ゴロゴロ岳もガベノ城も奥沢にも行けませんでしたが、毎日電気が使えるのも関電作業員様のお陰・・をあらためて知る観音山周遊コースでした。

 本日のお時間
9:50 鷲林寺BS - 10:05 鷲林寺 10:25 -11:20 観音山 -12:30 鷲林寺

 本日のお風呂   なし

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