鷲峰山と 平等院

登山口本日は、平成の修理が終了し拝観可能となった平等院目当てに、宇治の鷲峰山を歩きます。京都といっても宇治駅にたどり着くのはちょっと大変。電車の本数が少なく、どなた様も何回かの乗り換えを経て、9:30 集合です。予定では駅からバスでしたが、遅刻しそうなメンバーがいたので、あっさりタクシーに変更。5名が乗り込みギューギュー詰めのタクシーで登山口まで直行です。

9:50 登山口を出発。道脇にある丁石の数字が減っていくのを励みに、坂道を登っていきます。1時間ほど歩くと目の前がパっと開けて立派なトイレと東屋がある広場に到着です。ここで一休みします。

金胎寺11:00 それでは自然歩道でもある舗装道路を金胎寺へ向けて出発です。一旦車道に出てしばらく行くと左手に「金胎寺」の大きな看板があり、細い道が山へと入っていきます。ここから10分ほどで金胎寺の山門に到着です。

前回来た時は管理する方がいて、裏手から宇治の茶畑を見学させてもらいましたが、今日は誰も居ないようです。新緑に包まれた山門から山頂へと上がって行きます。本堂を経由して11:40 宝筐院の建つ鷲峰山山頂に到着です。高校生らしき登山者が一人のんびりしてい湯屋谷から茶宗明神社たので、写真を1枚撮ってもらいます。それでは下の本堂の境内で、お昼にしましょう。

12:30 お弁当タイムが終わったら本堂の裏手から、湯屋谷を下ります。こちらも新緑の気持ちの良い道ですが、足元がけっこう険しいので油断はできません。最後は植林帯の中をジグザグに下りて 13:35 茶宗明神社に到着です。植林帯と神社の間に流れる細い小川にかかる丸太橋は、ほんとうに丸太を渡しただけという造りで、急坂を下って来た足にはツルっと行きそうでちょっとこわい。

ここから惟中前バス停まで地域のコミュニティバスを利用します。平等院見学があるので2時のバスに乗らないといけないのですが、バス停が分からない!茶宗明神社からT字路に突き当たってさぁ、右か左か?フラフラと右に行きつつ、誰かに聞きたくても道行く人もなく、ちょうど通りかかった軽トラのおじさんに聞くと、なんと左!慌てて反対方向に戻ると、バス停らしきベンチにおばあちゃんがポツンと一人、座っています。

やがてやって来たマイクロバスに乗り、おばあちゃんと運転手さんのローカルな会話を楽しみながら惟中前バス停へ。ここで10分ほどの待ち合わせでバスを乗り換え、15:00 ようやく宇治駅に戻ってきます。さぁ、次は平等院です。

平等院宇治川沿いの道を歩いて10分、あれ、平等院はどこ?な~んと、こんな所で道迷い。川から1本離れた道に入口がありました。先ずは鳳凰堂へ向かい、内部拝観の時間は終わっているので正面から池越しに阿弥陀如来像のお顔を拝見します。その後併設のミュージアムに展示されている雲中供養菩薩像の、彫の細かさに感心して平等院見学はおしまい。

ちょっとビールでも一杯飲んで帰ろうとお店を探しますが、さすがにお茶の里、和風喫茶ばかり並ぶ中で唯一ビールが飲める店となると、ここしかありません。回転ずし「函館市場」。なんで宇治まで来て函館やねん!と言いながらも、冷えたビールと意外と(失礼)美味しいお寿司をいただき、上機嫌で終わった鷲峰山です。

 本日のお時間
登山口 9:50 - 10:50 自然歩道出合・休憩所 11:05 -11:30 金胎寺山門 -11:45 鷲峰山 12:15
- 13:35 茶宗明神社

 本日のお風呂   なし

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