
梅雨入り宣言があって早や2週間あまり、ちぃ〜っとも降りません。朝から気温が上昇する中、河内長野駅に集合です。河内長野は金剛山や岩湧山の登山口へ向うバスも出ているので、登山姿の人を多く見かけます。今日利用するバスは本数が少なく、バス待ちの行列も油断するとアッという間に長くなるので、早目に並んでおきましょう。9:04 滝畑ダム行きのバスに乗り中日野バス停で降ります。他に4名の女性グループが降りて先に出発されますが、僅か5分程度の差なのに、結局山頂まで追い付けない程の健脚グループです。
9:35 こちらも暑さに備え薄着になって出発です。バス道から離れしばらく民家や畑の間を歩くと、道は自然と林道になり左手の「←一徳坊山」の標識から登山道へと入ります。杉の植林帯の中を「トッキョキョカ、トッキョキョカ」と鳴くホトトギスの声をバックに、なだからな坂道を歩いて行きます。最初の内こそ木陰の散策路という感じで、良い調子で歩いていたのですが、何せ植林帯の中風が吹きません。気温はますます上がり、林の中はサウナ状態となって汗が吹き出します。
10:00 ちょっと休憩。水分補給を致しましょう。むか〜しの山ヤさんの間では、水はなるべく飲まない様にが常識でしたが、今や脱水症状を避ける為にも早目の水分補給は必須となっています。だからといって、ガブ飲みはいけませんよ。ついでに「1日こ〜んなお天気でも、雨具は必要なんですよね〜?」「もちろん!雨具は標準装備や」というやり取りから、話しは非常食のことへ。
非常食も常にザックのどこかに放り込まれていますが、文字通り非常事態にならないと使われない、まさに「開かずの非常食」です。でも、いざという時に賞味期限がはるか昔に切れていたなんていうのも困りもの。そうでなくても非常時なのに、空腹を満たすか腹痛のリスクを負うか、究極の選択を迫られることになってしまいます。たまに非常食チェックをして、そろそろ危ないかな〜と思ったらさっさと食べてしまいましょう。ひとしきりそんな話題で盛り上がったら、先に進みます。
次第に緩やかな道から、坂道の合間に平坦な部分が織り込まれている道へと変化しながら、尾根へと向っていきます。尾根に近付くにつれ、時折風が吹き渡り、ソヨとした僅かな風なのに「あぁ〜、気持ちイイ!」の声が上がります。登りのキツさというより、暑さに負けて10:45 鉄塔に出た所で2回目の休憩です。目指す一徳坊山はどうやらこれから一旦下がって、又登り返さなければならないようです。鉄塔からはもったいな〜いと言いながら下って行き、小さなアップダウンを繰り返します。その途中、左手にいわくありげな大きな岩がデーンとあります。これが見晴岩でしょうか??まぁ、確かに突き出しているのでこの上に立てば眺めは良さそうですが、先頭はサッサと通り過ぎてしまいます。
この辺りから道は花崗岩が砕けたようなザレ道となり、所々崩れかかってたり切れ落ちてたりしています。しばらくすると黒い硬質プラスチックの階段が現れ、後は延々とこの階段での上り下りが続きます。丸太の階段ほど崩れて段差が異常に高いという事はありませんが、いい加減ウンザリして来た頃、11:15 先頭が一徳坊山山頂に到着します。ところが、そこには先行してた健脚グループが写真を撮ろうと奮闘中。何せ、毎日少しずつ崩れ落ちているんではないかと思えるような、狭いザレ場の山頂には、僅か3人でも並んで撮れるようなスペースがありません。場所を確保されるまで、登山道に一列に並んで写真待ちです。
何とか撮り終えるのを待って、全員が山頂に到着・・と言いたいところですが、3人でもどうやって立とうかという狭さです。前のメンバーから順番に山頂を踏んだら、標識だけ記念に撮影してもう少し広い場所へと移動しましょう。
11:45 山頂から下ること20分あまり、岩湧寺への分岐点の側でお昼にしましょう。こうも蒸し暑いとさすがに熱いカップラーメンはなりを潜め、冷えたワインが人気です。ここは岩湧寺への標識以外なんの表示もないのですが、実は2本の道が斜めに交差しています。下山ルートを確認しようと地図を見ていたら、おりしも下から上がって来る人がやって来るので、「どこから来ら
れました?」と聞くと「日野から」というお答え。大ザオ谷〜二の坂峠に沿って上がってこられた様です。それでは、我々の今日の下山ルートはこのまま真っ直ぐ行けば良いということで、12:30 ここで写真を撮ったら出発です。
5分程歩くと鉄塔に出ます。ここから見る岩湧山は、3年前の秋に行って凍え死にそうになった時と打って変わり、暑そうな緑のサウナスーツに包まれています。鉄塔からは、関西電力の鉄塔巡視路である通称「関電道」を通って下りて行きます。場所によっては、下手な登山道よりよほど立派な関電道もありますが、この道はか〜な〜り手荒な巡視路でものすごい勢いで下っています。こんな道を定期的に上り下りする関電の人って、エライわ
ぁ!やはり山岳部出身なんやろか??
そろそろ膝に来て後ろから「休憩!」の声が上がる頃、13:00 林道に出て来ます。ここからは加賀田川に沿ってアフファルトの道をひたすら歩き、本数の少ない神納のバス停を通り越して、青葉台ハイツ口バス停まで約1時間の道のりです。山道と違い、舗装道路の歩きは疲れますね。アスファルトの放射熱で上から下から熱され、ようやく辿りついたバス停では放心状態で座り込みます。本日はこの後自宅が近い1名と別れ、河内長野からタクシーで5分程のスーパー銭湯で汗を流し、ようやく正気に戻ったのでありました、めでたし、めでたし。
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本日のお時間
9:35 登山口−(休憩2回)−11:15 一徳坊山−11:45 岩湧寺分岐 12:30−12:35 鉄塔分岐
−13:00 林道出合−13:55 青葉台ハイツ口バス停
本日のお風呂 スーパー銭湯「風の湯」 河内長野 500円
泉質: 単純温泉(低張性・中性・低温泉)
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、関節のこわばり、健康増進etc