西の大峰と言われる霊峰板馬見渓谷、後山を歩く。後山は岡山県の東北部に位置し、兵庫県千種町との境にそびえており、岡山県の最高峰なのです。
7:15 宝塚集合。遠いメンバーは4時起きだったそうです。いつものバス、いつもの
ドライバーさんと打ち合わせをして出発。後山は南の日名倉山の陰に隠れて後ろにあるからとか。今日は兵庫県側から登って舟木山（1334m）岡山県側へ下ります。この8月はことのほかの暑さでしたが、さすがにススキや稲穂が揺れて、秋の風情が感じられます。
バスは後山キャンプ場への道標に従い、林道を上って行きます。もっと上って〜といつも言う事を聞いてくれるドライバーさんに、又無理を言って林道を更に行ってもらいます。
10:00 では出発。吉井川の美しく澄み切った流れにそって林道が伸びています。時折滝のように水しぶきをあげて落ちている流れに沿って歩くのは、本当に清々します。10:20 第一休憩。暑さと上りで、たくさん水と塩を摂りましょう。メンバーが道の駅で買ってくれたブドウとトマトのなんて美味しいこと。
10:37 やっと登山口。これから島谷コース 2時間15分です。板馬見渓谷に入りかなりの急傾斜が続き、沢を渡り、尾根筋をひたすら上がります。久々の1000m越えは堪えます。11:05 石小屋、行者の釣鐘とか、石の
祠があちこちに見られ、霊峰の山の雰囲気があり、あまりの急登に行者道と間違えたんと違う？と誰かが言い出したぐらい、きつ〜い道でした。
11:37 行者コースと一般コースの分岐にやっと着きました。あと400m、がんばれ。しかしまだ下り坂あり、上りあり、頂上がありません。霧が静かに湧いてきました。少し心配になってきました。朝4時に起きたメンバーはお腹すいた〜。13:00、やっと頂上に着きました。が、雄大な展望は？何も見えません。汗びっしょりの背中が寒くなってきました。早々に記念写真をして、舟木山の方に下りました。
砂利道の歩きにくい急坂を、温泉目指して急いで下りましょう。あ〜、しんどかった。済んでしまったら、変化のあるいい山でした。
今日のお時間
10:00 松ノ木橋奥 − 10:37 登山口 −（板馬見渓谷・島谷コース）− 11:37 行者道分岐 −13:00 後山 13:45 −14:15 舟木山 −15:30 後山キャンプ場
今日のお風呂 愛の村パーク 「ゆらりあ」 600円
泉質： 単純温泉（低張性弱アルカリ性低温泉）
効能： 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、運動麻痺 etc
