梅雨の時期は、なぜか平日晴れて週末は雨というパターンが多いようです。この週末も大雨の予報ですが、今回は低い山だし、久々のバスハイクだし、元々メインの目的は「さぬきうどん」なので雨天決行です。7:00に神戸を出たバスは7:45に宝塚着。ここで残りのメンバーを拾って一路瀬戸大橋へと向かいます。
途中龍野西SAでのトイレ休憩を挟み、山陽道をひた走るバスの窓を時折強い雨が叩きます。「今日は山はヤメにして、おうどんとお風呂で帰ろう！」などと車内で盛り上がっているうちに、瀬戸大橋にさしかかります。雨も丁度小止みになり、橋の上から眼下に広がる瀬戸内の眺めにしばしみとれます。四国に上陸したら先ずは、飯野山の登山口へ向かいましょう。
3年前に来た時と同じく、丸亀野外活動センターから上り、飯山町に下るコースです。再び振り出した雨の中、傘をさして出発です。山裾からグルグルと巻いて上がる道らしく、時々山頂に向かう直登コースの入口が左手に出てきます。「行く？どうする？」とちょっと覗き込みますが、雨のせいか鬱蒼と薄暗く何か出そうな雰囲気なので、ご遠慮させて頂きましょう。
案内によると途中何箇所か「展望良し」の地点があるようですが、今日はどこを見ても真っ白。黙々と山頂に向かって歩きます。11:30 頂上より1000m、出発点より1200mと大体半分くらいの地点で休憩です。しばらく行くと又左手に直登コースの入口が出て来ました。標識には頂上まで210mとあります。巻き道コースは頂上まで410m。う〜ん、200mの差ですか。ここでまた「どないする？」 覗いて見ると多少急ではありますが、さっきよりは少し明るい道のようです。
結局せっかく山に来ているのだから、山道を歩きたい（ここまでも一応山道なんで
すが）という久々参加のメンバー他1名が、直登コースで上がり、残りは引き続き巻き道コースを上がります。12:00 直登コース組が山頂に到着。5分程遅れて巻き道コース組も到着します。山頂も周囲はガスで真っ白。山上にある薬師堂の祠もガスの中霞んで建っています。眺望もないので、ちょっと休憩したらさっさと下りておうどんを食べに行きましょう！
12:20 来た道を戻り途中から別れて飯山町への道を下ります。こちらは案内書にも「石段を直登するコース」とあるだけに、下りは急な階段を下りるワケで、雨で滑りやすくけっこう緊張します。延々と続く石段に、これは上りも大変やろねぇ〜と言いつつ下りて来ると、道の脇にビワの木が目立つようになります。登山口に近付くにつれビワの群生となり、どれもたわわに実が生っています。前回桜や桃の花に
気を取られていて、こんなにビワがあるとは気付きませんでした。
左に一王子神社が見えたら、13:10 飯山町登山口に到着です。前回は神社の境内の桜も満開で、休憩中のメンバーも桜色に染まるくらいでしたが、今日は梅雨の雨に新緑が瑞々しく濡れています。待ち合わせをしていたバスに乗り、いざ、本日のメーンイベント、さぬきうどんへ直行です。
13:30 前回好評だった「元祖ぶっかけうどん」のお店に到着。前の店舗は移転して第2駐車場も備えるほど大きく変貌しています。お店が大きくなるとありがちな事ですが、前来たメンバーによると、「味が違う」だとか。おうどん自体も食感が違うらしく、期待が大きかった分ちょっとガッカリのメンバーです。が、そこは前向きのや
まゆ会。それなら新しい店を探そう！という結論に至ります。また近いうちにさぬきうどん企画を計画しましょう。
次々とお客さんが入ってくる店を出て、次の山へと向かいます。えぇ〜、まだ登るのぉ〜？というご意見もありますが、実は次の青ノ山は車で頂上直下まで上がれます、ご安心を。おうどん屋さんから15分、14:30 青ノ山駐車場に到着、ここから徒歩10分程で山頂です。こちらも前回は満開の桜の下、大勢の人がお弁当を広げていたそうですが、今日は雨でだ〜れも居ません。雨も止んで霧も大分晴れて来ました。坂出側の展望台から瀬戸大橋を中心に瀬戸内海の眺望を楽しみます。
この後はもう一つのお楽しみ、お風呂です。こちらも前回好評だった丸亀のスーパー銭湯。色々な種類のお風呂があり、一つ一つゆっくり入っているとのぼせてしまいそうです。雨の中歩いた身体が十分温まったら、ロビーでお約束の生ビール。これから宝塚までの長い道のり、いつもの移動居酒屋が待っています。
今日のお時間
11:00 丸亀野外活動センター −12:00 飯野山 12:15 −13:15 飯山町登山口== 13:30 昼食（さぬきうどん)==14:30 青ノ山
今日のお風呂 丸亀ぽかぽか温泉 （550円)
泉質： 単純弱放射能冷鉱泉
効能： いろいろ
