
今日は何と言っても、「お帰りは有馬温泉へ」が魅力♪ そのお陰か当初は12名の参加表明でしたが、直前に2名が都合悪くなり、最終的に温泉目当ての10名が有馬温泉駅に集合です。週の前半は気温が上がり、道の状況次第では紅葉谷往復を止めて、帰りは白石谷を通って白石滝にも行ってみよう・・という話も出ます。ここまで来ればせっかくの滝めぐり。有馬に来たからには鼓ヶ滝もしっかり押さえねば・・というワケで、まずは鼓ヶ滝を目指します。
9:40 神鉄の有馬温泉駅を出発。温泉街を抜け釣堀のある「ます池」の前を通って通称「滝道」を、鼓ヶ滝公園へと向います。有馬は坂道が多いのですが、ます池へと続く坂はかなりキツイ。旅館やホテルが切れると、今度は各企業の保養所が続きます。滝道まで来るとほとんど人に会わず。紅葉の名所である鼓ヶ滝公園も、冬枯れの時期はちょっと物寂しいのかも知れません。
9:55 滝めぐり第1番、鼓ヶ滝にやって来ました。数段に分かれて流れる滝音が鼓の様に響くことから「鼓ヶ滝」と名付けられたそうですが、度重なる崩落や震災などの影響で整備され、今は以前のようには聞こえなくなったとか。残念だなぁ。
お土産さんもまだ閉まっててひっそりと佇む鼓ヶ滝を眺めたら、次へと参りましょう。六甲有馬ロープウェイへの近道を通って数分で有馬駅のすぐ山側に出てきました。ここから登山道に入ります。登山道といっても広い林道。今は滝川の上流で堰堤工事?をしているらしく、「大型ダンプが通るので注意」の案内板と、「登山者用退避場」と名付けたお立ち台みたいなのが、路肩に設営されています。工事現場の入口を通りかかると、今しもダンプが通り過ぎます。デ、デカイ・・。この大きさでは退避場は確かに必要です。
10:30 紅葉谷と湯槽谷との分岐でちょっと休憩。雪が残っていて道はまだら模様になっています。と、ここで男性メンバーへちょこれ〜と
た〜いむ!一応バレンタインだしね♪ 余った分は女性陣でしっかり処理させて頂きます!甘いチョコでエネルギーを補充したら先に進みましょう。しばらく行くと、紅葉谷と白石谷へ分かれる紅葉谷出合を通過。白石谷方面の道標には「熟練者コース、危険な岩場あり」と書いてあります。えっ?でも確か朝、帰りは白石谷を通るとか何とか言ってませんでしたっけ?大丈夫なんやろか・・。とりあえず今は紅葉谷方面へ向います。
先に七曲滝へ行きましょう。所々道が凍っていますが、アイゼンはまだまだ。何やら前方で渋滞やな〜と思って見ると、山肌にザイルと鎖がフィックスされた氷の壁が出てきました。いや〜、これが噂の難所ちゃう?距離は短いですが、そうでなくても狭い足場な上に凍っているこの道は、ゆっくり慎重に歩きましょう。
難所を通過したら、沢を遡って滝へと向います。滝見物の人の数も段々多くなって来ましたねぇ。10:55 沢を詰めた最奥に、滝めぐり第2番 七曲滝が姿を現しました。おぉ〜っ、凍ってる、凍ってる!でも、アイスクライミングをするには、これでは氷が薄いそうです。滝前は多くの人が写真を撮ったりして大混雑。記念写真は百間滝で撮ることにして、先に進みます。
同じく滝めぐりをするらしい20人程のグループが先に出発するのを待って、後に続きます。先ほどの難所より1本上の道を通って紅葉谷道へ戻りましょう。11:20 百間滝の道標に来ると、先ほどのグループが休憩しています。聞けばやはり20人程のグループが先行しているので、時間調整されているのだとか。それでも数分後に出発されて行きました。こちらもちょっと間を空けて下りましょう。
それにしても、毎回すれ違う人もなく、頂上でようやく何人かの方とご一緒する山が多いのに、今日は先行20名、さっき更に20名、そして我々10名と総勢約50名が団子になって向う百間滝・・オソルベシ。滝へ下る道がまた滑る滑る。しばらく歩きますが、11:40 たまらずアイゼン装着休憩です。
その間にアイゼンなしの3名が通り過ぎますが、「滑るのはこの辺りだけやしぃ。先行ったらまた沢で、かえってアイゼンが邪魔になるから、付けんでもええよ」等とお仲間同士で話しているのをダンボの耳で盗み聞き。ふ〜ん、そうなんやぁ。でも、折角持って来たんだし、少しの間でも歩き易ければ良しとしましょう。
さすがアイゼンの威力は素晴らしく、雪が少ないだけにサクサク
というよりカチャカチャ言わせながら、12:00 滝めぐり第3番 百間滝に到着です。冬の六甲の氷漠の象徴とも言える百間滝ですが、う〜ん、思ったより凍ってない・・。ちょっと残念やね。今日のタイトルでもあるし、ここで記念写真でもと思いますが、リーダーの「隣の似位滝の方がもう少し凍ってるんとちゃう?」のご意見で、似位滝へ移動してみます。
来た道を少し戻り右手へ入れば、12:10 滝めぐり第4番 似位滝です。え〜、写真ではあまりハッキリしませんが、これでも凍ってます、一応・・。ですが、結局、七曲→百間→似位の順番で凍結度は低くなってしまいました。で、一番低い似位滝の前で記念写真です。
ここ数日の暖かさもあったのでしょうが、全体的に温暖化のせいで、六甲の滝の凍結度は年々低くなりつつある様です。かつては氷の滝を登るクライマーで賑わい、アイスガーデンとも呼ばれていた有馬四十八滝の氷漠が、徐々にその姿を失いつつあるのは、寂しい限りです。
さて、お昼過ぎて道の状態もそんなに悪くなさそうです。アイゼンを外して、帰りは白石谷の方へ下りてみましょう。一旦百間滝へ戻り、谷へ入る道を下ります。七曲り手前の氷壁ほどではありませんが、フィックスしてあるザイルを掴んで足幅ほどしかない箇所を壁に沿って歩きます。左手下には幅2b程切り立った壁に挟まれた廊下状の沢があり、水量が殆どない今は、そ
の先の中洲で食事をしているグループの人でしょうか、両手を広げて大きさを計るように行ったり来たりしています。こちらはその上の巻道を通過しますが、どうやらデザートに甘酒を作っているらしく、周囲にはあま〜い香りが漂います。なんだかお腹が空いて来ちゃったな〜。
12:25 甘酒の香りが消えかかった頃、広い河原に出てきました。右手には 滝めぐり第5番 白石滝が流れ落ちていますが、こちらはまったく凍ってないようです。ここでようやくお弁当タイム♪ 焚き火の跡を囲む様に、石や丸太が置いてある絶好の場所で、お昼にしましょう。
温かいカップ麺やスープで身体を暖めます。おや、細かい雪が舞い始めました。冷えたワインは我慢して、ひどくならない内に谷から出てしまいましょう。13:15 堰堤脇を上がってしばらく行くと、朝通過した紅葉谷出合に出てきました。ここまで来れば後は紅葉谷分岐はすぐそこです。13:30 紅葉谷分岐に戻って来ました。
お風呂や打上げの時間から逆算すると、後もう少し山の中にいないといけません。そこで、イッツ ワインタ〜イム♪ 林道から外れた河原で、さっき我慢したワインを頂くことにします。本日は珍しく白ワイン。六甲の冷気は冷蔵庫よりも柔らかくワインを冷やしてくれたようです。まいうぅ〜。
実は今回は、昨秋より手術・入院で欠席していたカメラマン氏の復帰後初の山行きでした。病み上がりの筈なのに、早速に自慢の一眼レフデジカメを抱え、誰よりも元気に歩く姿に胸をホっとなでおろすのは、その間代理でカメラマン役を担っていたメンバー。「なんや〜、オレよりもカメラの方が大事なんかい?!」というボヤキも聞こえそうですが、いえいえ、どちらも嬉しい出来事です。お帰りなさ〜い。さっ、それじゃ次はお風呂に入って、酒の谷へと向いましょう!

今日のお時間
有馬温泉駅 9:40 −9:55 鼓ヶ滝 −10:30 紅葉谷分岐(休憩) −10:55 七曲滝 −11:20 百間滝道標−(アイゼン装着休憩)−12:00 百間滝 −12:10 似位滝 −12:25 白石滝 13:15 −13:30 紅葉谷分岐 −14:10 有馬温泉
今日のお風呂 有馬・かんぽの宿 1000円
泉質: 含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉 (赤湯)
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、冷え性等々