潮風吹く 旗振山

近道9月に入っても相変わらず危険な暑さが続きます。山歩きの行き先も、日陰が多くて風が通って、さらにあまり歩かなくても景色が良くて・・と条件はなかなか厳しい。そんな所簡単に見つかりますかいな・・と思ってたら、見つけて来ました、意外と近場で。それは須磨浦公園の旗振山。しかもロープウェイ付きと文句なしの場所です。

一昨年の5月に歩いて山頂の旗振茶屋からの眺めが良かったのと、大体1時間ほどで山頂に着いてしまうという手軽さが決め手です。ただ、一昨年は須磨浦公園中腹にある素敵な洋館のレストランで、海を眺めながらお昼を頂けたのですが、残念なことにこの建物が今年2月の火事で焼失してしまい、豪華なランチタイムが過ごせなくなってしまいました。

なので、今回のお昼は旗振山でそれぞれのお弁当を頂きます。その代わり、反省会はいつもの三宮のビアホールで、名物唐揚げをアテに冷えた生ビールですよ。これを楽しみに頑張って歩きましょう。毎度おなじみの天敵・山陽電車も少し時間がかかりますが、阪神梅田からの直通に乗って問題解決。10:00 須磨浦公園駅に無事全員集合です。

山上駅前回に続き、暑さの中1時間あまりの歩きに不安なメンバー2名は、大事をとってロープウェイを利用します。山上駅での待ち合わせを約束して、残り4名は先ずは須磨浦公園を目指します。これまたお馴染みの「ちかみち」とある階段の道を上がり、遊具が置いてある公園を突っ切っると、15分ほどで鉢伏山や旗振山、六甲全山縦走路など各種行先の登山口に着きました。

一息入れたら先に進みましょう。因みに前回思い知らされましたが、ロープウェイ山上駅までずっと階段が続きます。段差はそれほど高くなく、幅も広く整備されていて歩きやすいとは言え、階段は階段です。そういえば、ここ、ずっと階段やったねぇ~と言いつつ上がって行きます。

途中、眺めの良い場所で短い休みを取りながら、更に上って行くと、11:00 展望の利かない展望台に到着です。前も樹々が生い茂って何も見えませんでしたが、今年も絶賛見えない状態です。登山者をはじめ関係者のみなさん、諦めているのでしょうか・・。

旗振茶屋ここから10分ほど上がると、ロープウェイ山上駅です。先にロープウェイで上がっていた2名と合流します。この先を行くと鉢伏山ですが、ロープウェイ組2名はこのまま須磨浦公園名物、カーレーターで山上遊園地へと向かいます。歩き組は再び階段を上がりますが、ここはほんの数メートル、1~2分で鉢伏山との分岐に出ます。左へ上がると山上公園や鉢伏山、まっすぐ行けば旗振茶屋です。鉢伏山へはちょっと寄り道する感じになるので、今回も割愛して直接旗振茶屋へ向かいましょう。階段の手すりには、「旗振茶屋まで 約6分」の標識があり、ここからようやく平らな道となります。

しばらく平らな山道を進んでいくと、山上遊園地から下りてくる道と合流します。ここで合流するんやぁと眺めていると、見知った顔が・・。カーレーター組2名がちょうど下りて来ました。グッドタイミングですねぇ。ここで全員揃って進む先を見ると、目的の旗振茶屋が見えて来ました。茶屋まえの数段の階段を上がって、はい、お疲れさまでした、11:40 旗振茶屋に到着です。

下山一昨年はテラス席でのんびりしましたが、炎天下はツラいので今回は茶屋の軒下の席でお昼にします。日陰の上に風も通り、あまりの心地良さに1時間以上過ごしてしまいます。ついでに次回の霧ヶ峰の打ち合わせも済ませたら、そろそろ出発しましょう。

下りは全員でのんびりロープウェイ山上駅まで歩きますが、ここからは先は階段下りが続くので、3名がロープウェイ下山を選びます。残り3名が上がって来か階段を下りますが、段差がそれほどないので膝への負担もなく助かります。眼前に広がる瀬戸内海や、残暑にも負けず鮮やかな色の花をつけている道脇の樹々を眺めたりしながら、30分ほどで駅横の広場に到着しました。

既に到着し、広場の縁石に座ってのんびりムードのロープウェイ組と合流したら、本日の山歩きは終了です。さぁ、あとは三ノ宮まで行って、お楽しみのビアホールへ参りましょう!

 本日のお時間
須磨浦公園駅 10:00 -11:10 ロープウェイ山上駅 -11:45 旗振茶屋 13:00 -13:15 ロープウェイ山上駅 -13:45 須磨浦公園駅

 本日の反省会    三ノ宮  ミュンヘン大使館

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