子年を〆る
行者山

12月27日 午前10時にパラパラと宝塚駅に集合したのは、少数精鋭を自称する7人です。寒風が吹きすさんでいた前日のお天気とは打って変わって、穏やかないいお天気です。皆さんの行いが良かったのでしょう。今日塩尾寺駐車場は宝塚在住のメンバーが案内役です。しばしば通っているお散歩コースだそうで、リーダーの姿はありません。なんでも午前2時まで飲んでいたとかで、途中で合流するようです。

10:10 宝塚駅前を出発。しばらく上り坂の舗装道路を歩き、先導役のメンバーが山の上を指して「あの反射板のある所まで登る」と教えて下さったのですが、けっこう遠くて大変そうです。「タクシーでいけないかな」という声も。紅葉ヶ丘の住宅地を通り抜け、10:30 いよいよ山道に入ります。

10分余りで塩尾寺(えんぺいじ)駐車場に到着。リーダーが既に来られていました。少し休憩して、リーダーを含め8人で登りだします。この登り坂は散歩道というにはけっこうしんどい、でも先導役は休憩をとる気配はありません。岩倉山所々に見晴らしのいいスポットがあり、しばし眺めを楽しみながら登り続けると、「山繭がある」という声。見れば枯れた枝に薄黄色の繭がひっそりとぶら下がっていました。

大きな葉っぱがたくさん落ちています。「ほうの木がある」という声や、「ほうの木は山奥にあるものだ」という声が聞こえます。そうです、すっかり山奥に入っているのです。ちらほらと雪の残っている道をすすむと、11:45 いよいよ岩倉山に到着。「もう少し行きましょう、景色のいい場所があるから」と先導役の一言があり、5分程で反射板(さっき下から見えていたもの)のある所へ。しばしの休憩をとり、昼食地点を目指します。

12:15 行者山頂上に到着です。リーダーはお疲れのせいか少し送れて到着。またもや、「もう少し行きましょう」という先導役に連れられ、12:20 行者山東展望台に到着です行者山。眼下に大阪平野が広がり、素晴らしい展望ポイントです。でも先ずは昼食です。

おいしいお弁当の時間が終わると、眼下の景色に感激あらた。大阪市内の高層ビルもくっきり見え、手前に大阪空港、飛行機が飛び立つ様子も見えます。あそこは関空かな?右の方は芦屋といった声も。十分景色を楽しんで、13:10 出発して、13:20 行者山東峰に到着。

ここもさっきの展望台地点と同様展望のいい場所です。少しアングルが変わって、眼下に甲山も見えます。その近くに、「あれは競馬場だ」という声、「お馬さん、いるのかしら?」 すると競馬通のメンバーから「今、レースをしている」とのご説明。よくよく見ると蟻よりも小さく、ゴマ粒ほどの黒い点々が一斉にコーナーを走っていたのです。感激です。こんな山の上で競馬観戦できるなんて!残念ながら、ゴ行者山東峰マ・・じゃなくて馬を見つけることの出来なかったメンバーもいたようです。

競馬観戦が終わったら、後は整備されたハイキング道をたどり、13:40 ハイキング道光が丘口に到着。住宅街の中を歩き出しました。街の中を歩くよりも今朝通った紅葉ヶ丘へ抜ける方が良いという声があがり、光が丘中学のあたりから少し引き返して、山の麓の道(けっこうややこしくて、地元に詳しい先導役の案内が必要です)をたどり、14:05 今朝通った紅葉ヶ丘の山道への入口に到着。後は一路宝塚温泉へ。ゆっくり温泉につかった後は、がんこ宝塚苑で納会です。

がんこ宝塚苑は、立派なお庭をのぞむ落ち着いた部屋で美味しい料理をいただき、またまた感激です。思いで一杯の山歩きでした。先導役さん、ありがとうございます、お疲れ様でした。

今日のお時間
10:10 宝塚駅 −10:40 塩尾寺駐車場 −11:45 岩倉山 −12:15 行者山 −12:20 東展望台 13:10
− 13:20 行者東峰 −13:40 光が丘口 −14:05 紅葉ヶ丘

 今日のお風呂   宝塚温泉 「ナチュールスパ」  ♂800円 ♀1000円
        泉質: ナトリウム-塩化物冷鉱泉
        効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性 etc

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