
近江舞子駅で下車。タクシーに分乗してイン谷口まで行きます。今日は精鋭8名とリーダー1名、計9名でシャクナゲが群生する「堂満岳」を目指します。リーダーから「ガレ場を登りますので、上からの落石、また、歩いていて石を落とさない様に注意して下さい」を聞いて、9:15 出発。
出合小屋の横を進みます。前方の比良山系は青葉、若葉に覆われて眼が覚めるような景色。藤の花が滴るように色を添えています。9:35 大山口に到着。ここで1回目の休憩です。水分補給を済ませて、9:40 出発。道端にひと抱え、ふた抱えもあろうかという岩があっちこっちに転がっていて、「落石注意」の札が目に付きます。
やがて、水しぶきをあげている大きな堰堤に到着。マイナスイオンが辺りいっぱいに拡散している爽やかな大気の中、堰堤の下を横切って登って行くと、今日一番の難所である青ガレを見上げる正面谷に到着。ここで、2回目の休憩です。
差し入れの冷えたパイナップルがカラカラの口の中でジュワ〜っと広がって、おいし〜〜いぃぃ!ストックは邪魔ということでザックに直して、正面谷を横切り10:30 やや緊張の面持ちで急なガレ場に取り付きます。今日の先頭は比良の山は子供の頃から慣れ親しんでいるというメンバー。足の位置を確かめながら一歩一歩這うように登って行きます。「あれ〜、もっと長いと思っていたのに、こっちに整備された道があるわ〜」という先頭について左に進みます。
木陰に入ったところでホッとしつつ、後続を待ちながらストックを取り出します。全員無事に青ガレを登り切り、「なんや〜、もっと長いと思っていたのに」と物足りなさそうなリーダーの声を聞きながら、金糞峠を目指します。
急登が続き、先頭が「そろそろ休みましょうか?」とお伺いをたてるも、情け容赦のない「まだ先や」の声。でもでも、もう休憩モードに入っていた2〜3人が急坂の石にチョコンと座り、後方から追いついてきたメンバーも「休憩ですか?」で、10:50 無理やり休憩。
この休憩が功を奏し、時々吹き抜ける薫風も心地よく、みなさん、足取りも快調そのものです。花崗岩が風化した急な岩場を
ひたすら登ります。ふと目線を上にやると、右前方の木立の中にシャクナゲの花がぽっと明るく見えます。あと、一息の声に励まされるように、急坂を登り切ります。
11:15 金糞峠に到着。振り返れば琵琶湖が霞の中に広がって見えます。峠で一休みして、いよいよシャクナゲの群生する堂満岳への登山道へと入ります。歩き出して間もなく、満開のシャクナゲの花が道脇に現れ慌ててカメラを取り出します。琵琶湖から吹き上げる風を受けつつ、次々に出現する華やかなシャクナゲに目を奪われるも、尾根道は風化して崩れた所もあり、シャクナゲに見とれていると危険ですよ。それにしても花の見頃が難しいシャクナゲの満開に遭遇できて感動!ピンクのシャク
ナゲの間にはシロヤシオも上品に咲き誇っています。
小さなアップダウンを繰り返して、11:35 南比良への縦走路分岐に出て来ます。シャクナゲのトンネルのようになった急な登山道を過ぎ、稜線を行くとやがて視界が開けて、12:20 堂満岳の山頂に到着。やれやれ、お疲れ様でした。
シャクナゲ咲き乱れる山頂には先客が3人、お弁当を広げています。眼下には、琵琶湖の素晴らしい眺めが広がり、遠く近江富士の秀麗な山容も霞の中に望めます。あまり座る場所もなく陽射しを除ける木陰も少ないので、それぞれ工夫して場所を確保し、お待ちかねの昼食です。
集合写真を撮ったら、12:55 ノタノホリに向けて下りましょう。初っ端から転げ落ちた方が早い!ような、とんでもない急な下りです。木の根に足を引っ掛けないように、慎重に足を運びます。途中登ってくる男性と遭遇。この急坂を登るのは半端じゃないと思いつつ、どんどん下る、下る、下る・・。道が緩やかになる頃、新緑が眩しい雑木林からはひっきりなしにツーピピッ、ツーピピッとヤマガラのさえずりが聞こえ、疲れも吹っ飛びます。
途中、赤や黒のテープが2〜3本の木に巻いてある分岐に差し掛かります。直進しようとすると、「ここ左みたいやな〜」。前を歩いていたメンバーを呼び止めて左の道を進みます。「もうそろそろ、ノタノホリに出ても良いはずなんやけど・・・」 でも、らしい池は見えません。14:20 とりあえず休憩。
休憩地点から5分くらいで、比良山系では一番大きい池、ノタノホリに出ます。水草が水面を覆い、周りを鬱蒼とした樹林に囲まれて、少々不気味な雰囲気の池です。14:35 出発。チョロチョロと水が流れる石ころだらけの場所を下り、松林の中の巻き道に入ります。道沿いには愛らしい花をつけたイワカガミをあちらこちらで見かけます。
別荘地を通り過ぎて、「イン谷口へ」と標識のある場所を左に取ります。間もなく比良川に架かる橋を渡り、15:00 イン谷口に到着。ここまで車で来ていたメンバーに「比良とぴあ」(お風呂♪)まで送ってもらいます。温泉で汗を流した後も近江舞子の駅まで送って頂き、すっかりお世話になりました。
五月晴れの下、久し振りの比良は華やかなシャクナゲ咲く堂満岳、ガレ場、ザレ場、新緑の雑木林をしっかりと歩き、満足の一日でした。

タイトル: 花とわ・た・し♪
今日のお時間
9:15 イン谷口−9:35 大山口−(休憩1回)−10:30 青ガレ−(休憩1回)−11:15 金糞峠
−12:20 堂満岳 12:55−(休憩1回)−14:25 ノタノホリ−15:00 イン谷口
今日のお風呂 天然温泉「比良とぴあ」 400円
泉質: 単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺 etc