今年2回目の山歩きも、足にやさしい山を・・という事で、一昨年8月に歩いた宇治の大吉山を再び訪ねます。前回の記録でも書いたように、ここの展望台からの夜景は「響け! ユーフォニアム」というアニメで何度も登場するため、このアニメの聖地めぐりには必ず入る場所だそうな。去年は大吉山から天ケ瀬の吊り橋まで歩いて宇治橋に戻って来ましたが、本日は展望台で折り返して終わりです。えっ、物足りないって? 大丈夫、その分反省会でしっかり盛り上がりますので。
歩く距離が短いので、11:30 すぐお昼時やんか・・という時間に宇治橋西詰に集合です。左右にお茶屋さんが並ぶ平等院への参道を進み、平等院と宇治川沿いとの二又で左手の宇治川沿の道を選びます。しばらく歩いてふと右側を見ると、平等院へ通じる道にはすでに行列が見えます。間に木々があるので良く見えないのですが、あの行列は平等院に入る為なのか、はたまたお昼時でもあるのでどこか人気の食事処の行列なのか・・。いずれにしても、外国客も含め参道側は混雑しているようです。
それに引き換え、川沿いはいたってのんびり。そろそろ開店準備をしているお茶屋さんやお料理屋さんを横目に、帰りにどこへ寄ろうか外に出ているお品書きなど眺めながら歩きます。11:50 宇治川中洲へかかる喜撰橋を渡り、中洲の宇治公園を通り抜けて赤い朝霧橋を渡ると、対岸の宇治神社の鳥居前です。大吉山の登山口は確か鳥居をくぐらず、手前を左に歩いた記憶があるので、ここも宇治神社には入らず左手に進みます。
前回は5分くらいで階段のある登山口に着いたのですが、今回なかなか階段が出て来ません。このまま行くと宇治橋に戻ってしまいそうやなぁ~と思った頃 12:05 ようやく大吉山→の標識があり、住宅街の中の道を入って行きます。何気に坂道になっている道を歩くこと約10分、宇治上神社の鳥居に出て来ました。で、気が付きました。前回鳥居前を左に行ったのは、この宇治上神社の鳥居だったんですねぇ。
今度こそ鳥居手前の「さわらびの道」を左へ道なりに進むと、12:20 見覚えのある登山口に到着しました。階段を上がって広い登山道を歩いて行きましょう。大吉山は標高131mですが、展望台は107m。30mの標高差は大きいです。登山道はほぼ遊歩道といった感じで、緩やかではありますが一応坂道です。去年の12月に膝を悪くして坂道はムリ!と言っていたメンバーは、この1ヶ月リハビリに努め、「これは坂やない、平地や」と足に言い聞かせ、13:00 見事に展望台に到着です。
東屋も空いてはいるのですが、日陰で寒いので陽が射すベンチでお昼にしましょう。ここは火気厳禁なのでそれぞれポットのお湯で温かいカップ麺などを作り、ランチタイムです。お昼を食べている間にも、小鳥の声がやけに近くに聞こえるます。東屋に戻って、枝の先に小鳥の姿を探しますが、居るのか居ないのか鳴き声ばかりが聞こえます。しかもすぐ後ろあたりで。え~、どこやろう~とキョロキョロしてたら、何と東屋に座っているおじさんが口笛で鳥の鳴き声を真似ていたんですねぇ。これがまたそっくりで。
しばらくすると、このおじさんの鳴き声に反応して本当に小鳥が飛んできました。たいしたものです。あっ、あそこにいる、こっちにも居る!としばしバードウォッチング状態です。その間にもアニメを見て来たと思われる外国の方が何人も上がってこられては、展望台からの写真を撮って下りていきます。まさしく聖地なんすねぇ。13:50 陽が射しているとは言え、じっとしていると大分冷えて来ました。それではそろそろ帰りましょう。
登山道途中にある東屋でちょっとコーヒー休憩して、14;15 登山口に戻って来ました。今度は間違いなく宇治上神社から宇治神社へ抜けて朝霧橋を渡ります。本日メインの反省会場は17時開店なのでまだまだ時間があります。往きに目星をつけていたお茶屋さんのカフェで休憩しましょう。次回の例会や春のお泊り例会の打ち合わせをしている内に、15:20 丁度良い時間となって来ました。京阪の宇治駅からお目当ての店の最寄り駅、中書島へ向かいます。予約は出来なかったので並んで待ちますが、運よく15分ほどで席に着けました。
それでは、前回に続き今年の安全を願って、かんぱ~い!
本日のお時間
宇治橋西詰 11:30 -11:50 宇治公園 -12:00 朝霧橋 -12:20 登山口 -13:00 展望台 13:50 -14:20 宇治上神社 -14:30
本日の反省会 伏見桃山 鳥せい