修行と温泉
立里荒神社

日帰りコースと千手院橋バス停でお別れして、15:00 すぐ近くにある宿坊・一乗院に到着。高野山在住のメンバーのお知り合いのご紹介で、特別に良いお部屋を用意して頂きラッキー!お風呂は4時からということで、4時前からお風呂の前で準備万端、オープンを待ちます。温泉ではないので、沸くまでしばしお待ちを・・。

特別精進料理一番風呂でさっぱりしたら、17:30 更に待ちに待ったお夕食です。地元の方のご紹介が効いたのか、特別室でお膳が三つも並ぶ特別料理。ごま豆腐以外は全て坊内で調理され、昆布だしのみで手作りの精進料理を味わいます。当然、完食させて頂きました、ご馳走さま。

その後はお部屋で深〜く反省会です。ご紹介して頂いたお知り合いの方が、ポットに熱いコーヒーを入れて持って来て下さいました。なんと気が利いた差し入れでしょう!ありがたや、ありがたや〜。

界の熱帯夜と違い涼しい風が吹き込みます。昼間は良く歩いたし(地元では幼稚園コースらしいですが)、お腹も一杯になったしで、10:00 早々と気持ちよく休みます。

宿坊の朝宿坊・一乗院は早く、5:00 起床。気温は21℃、涼しい朝です。そして6:05 修行第一弾、朝のお勤めが始まります。本堂での住職様、お坊様の声明に聞きほれ、一般参加の60名が順番に前に出てお焼香させて頂きます。気分はスッキリ爽やかですが、あ、足が・・、イタタタ。7:00 ここで一旦修行を中断して、朝食です。またもや、完食。

8:00 瞑想体験で再び修行に戻ります。座禅とはまた違う、「阿息観」という作法で、宇宙(大自然)との一体感を得る1時間です。「調息」という呼吸法でお腹の不浄な気を吐き出し、遠くから入る霊気がお腹を満たす・・らしいのですが、そう簡単にはまいりません。凡人は、息を吐けばお腹が空く・・で頭をよぎるのは、今日のお昼は何かいな〜? おまけに、足も痛くなってきたし、まだまだ修行が足りませんなぁ。

9:00 ようやく修行も終え、次なる目的地、雲之上温泉へと出立里荒神社発準備です。隣の喫茶店で温泉からの送迎バスの到着を待ちます。10:00 お迎えのバスに乗り野迫川村の立里にある温泉へ。10:30 温泉に着いたら荷物を置いて、立里荒神社へお参りに行きましょう。自然林や白樺林が続き、東側には大峰山系を望む抜群の景色の中を歩きます。11:00 立里荒神社に到着。鳥居が並ぶ参道の階段を、最後の力を振り絞って登ります。

ようやく着いた神社前で記念の写真を撮ったら、来た道をまたぶ〜らぶら戻ります。12:00 ランチの前にひとっ風呂。大きな開けっ放しの窓から見えるのは、青い空、白い雲、遠くには深い緑の峰々と開放感タップリの温泉です。あ〜、極楽・極楽。

12:45 楽しみにしていたお昼は、大広間で頂く釜めし定食。ここでも完食し、その後は、なんとお昼寝タイムです。まぁ、なんて贅沢なんでしょ!

14:00 温泉のバスで高野山まで戻り、お土産を買ったらケーブル駅へ。極上の修行コースも終了です。少しは悟りが開けたでしょうか・・。

 今日のお時間 (立里荒神社)
雲之上温泉 10:30 − 11:00 立里荒神社 −12:00 雲之上温泉

 今日のお風呂    雲之上温泉「ホテル開雲荘」 525円
         泉質: 弱アルカリ性単純泉
         効能: リウマチ性疾患、肩こり、神経痛、冷え性他


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