木陰で ソーメン祭り

太陽の塔毎夏恒例のソーメン祭り。去年はコロナのせいでタイミングが悪かったため、2年ぶりの開催です。ソーメン祭りの時は1時間程度で上れて、東屋があり出来れば水が調達できる山が理想なのですが、まぁ、なかなかこんな都合の良い山はありません。更に今年はコロナであまり歩いてないので(毎回の言い訳)、平地で行ける所が良いという事で、某メンバーのお散歩コースでもある万博記念公園で開催の運びとなりました。

万博記念公園には有料のBBQサイトやテントサイトがあるのですが、このメンバーいわく無料でも良い場所がある!らしいので、場所確保はお任せして、11時にモノレール万博記念公園駅に集合です。陽の高い時間ですが、改札前には屋根にミストが設置され、待ち時間は涼しく過ごせて助かります。全員集合したら駅を出発。中国自動車道をまたぐ陸橋を渡ると、お馴染み太陽の塔が木々の間から姿を現します。この太陽の塔も若く見えますが、もう51歳の中年なんですねぇ。

ソーメン祭り記念公園に入るのには260円の入園料が必要です。窓口でチケットを買って中に入ると、先に場所を確保してもらっているメンバーより、「リビングパーク」の売店で待っているとの連絡が入ります。園内の地図で確認すると、あらま、けっこう遠いやん。太陽の塔を回ってお祭り広場から池や川に沿って「リビングパーク」を目指します。

20分程歩くと、目的の売店で手を振るメンバーと無事合流。先に売店で生ビールを買って、確保してもらったベンチへと参りましょう。実はここは広い芝生の広場に、屋根付きのおしゃれなウッドデッキが並ぶサイトなんですが、当然ながら有料。一方我々のベンチはその裏の木陰にひっそりと佇んでおり、もちろん無料です。落ち葉や鳥のフンなどで汚れていたそうですが、予めきれいにふき取ってくれたのだとか。何から何までお世話になります。

お昼寝時間も丁度お昼時。それでは、それぞれ持ち寄ったソーメン、つゆ、薬味、手作りの煮ブタ等を広げ、先ずは買ってきたビールで乾杯です。その後は持参のマイウィスキーやマイ焼酎でチビチビやりながらソーメンをいただきます。大きく枝を張った木の下は、何時間たっても木陰が残り、近くを流れる川沿いには水道もあって水にも困りません。それを思えば、入園料280円は安いものです。

ソーメンや煮ブタでお腹一杯になり、その上アルコールも入ったら、そら、眠たくもなります。ちょっとひと眠り・・とザックを枕に横になり、イイ気持ちでお昼寝です。この間夏の例会へ行ったばかりですが、秋の特別例会の行先をあれやこれやと話すもの楽しく、アッという間に時間が過ぎて行きます。例の「万博公園は任しとき!」のメンバーによると、高い位置に回廊があり、上からこの広い万博公園を見渡せる所があソラードるとか。では、テーブルを片付けて行ってみましょう。

ソーメン祭り会場?から歩いて10分。森の空中観察路「ソラード」の入り口に着きました。階段を上がると、大きく成長した木々の丁度中間くらいの高さに、木製の回廊がグルっと巡らされています。所々に樹木や虫の説明板があり、へぇ~、なるほど~と感心しながら歩きます。一方通行の終点近くになると、展望台への階段が続きグルグルと2階分ぐらい上がってみたら、まぁ、高い! 万博公園の森の上に出て来ました。森を見下ろし、森を突き抜けるように立っている太陽の塔の向こうには、エキスポシティの大観覧車が「止まってるんかいな」と思うくらいゆっくりと回っています。様々なパビリオンが建っていた敷地の殆どが森につばきの森なっているのを見ると、50年の歳月を実感します。

ソラードを下りて出口へと向かいますが、気温30度の炎天下、途中の「つばきの森」で一休みです。木陰のベンチで水分をとりつつ周囲を見れば、つばきにも色々種類があるもので、説明書きを読むだけでけっこう時間がたちます。それでは、そろそろ行きましょう。広い園内には汽車の形をした周遊バスが走っているのですが、残念ながらこちらも有料。あきらめて歩きましょう。

公園エキスパートのメンバーさんに、歩きやすい道を選んでもらって15:45 太陽の塔まで戻って来ます。ソーメン祭りの予定だけでしたが、思いがけず長居してしまいました。モノレール駅でそれぞれ帰る方向へと別れますが、公園エキスパートさんは、自転車でお帰りです。お世話になりました。

 

 本日のお時間
万博記念公園駅 11:00 ー11:10 万博記念公園入口 ー11:30 ソーメン祭り 14:30 ー14:40 ソラード -15:10 つばきの森 ー15:50 入口  

 本日のお風呂   なし

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