京都市最高峰
愛宕山

7年ぶりの愛宕参りは、久々復帰のメンバーを迎えて歩きます。京都駅で再会のご挨拶をしたら、8:42 清滝行きのバスに乗り込みます登山口が、さすが観光地、朝から込み合っています。嵐山で観光客がどっと降りると、乗客はザックを背負った人ばかりで、さながら登山バスのようです。

9:40 清滝に到着。1つしかないトイレの順番待ちで、結局一番最後に出発するグループとなります。 10:00 ガランとしたバス停を後に一気に急坂を下り、渡猿橋を渡って登山口の鳥居をくぐります。

知ってはいるものの、やはり急な階段はイヤなもの。10:15 暑くなって来たので衣服調整でちょっと休憩です。後ろからどこかの子供会のグループが上がって来て、アッと言う間に追い越して行くのを見て、子供は早いねぇと感心しますが、まだまだ続く階段道に、前を行くお子達から、「もうイヤヤァ〜」の声が聞こえます。そうかそうか、さすがの小学生も音を上げるか。

3合目と5合目10:35 3合目の小屋に到着。希望的観測から5合目小屋と思い込み、もう半分も来た!と喜びますが、あぁ、勘違い。相変わらず階段は続きますが、段差が低くなり少し歩きやすくなりました。

11:15 今度こそ、ほんまもんの5合目小屋に到着。ここで始めてさっきの小屋は3合目をと知るやまゆ会。がっくり。でも、確かキツイのは5合目までのはずなので、気を取り直して先に進みましょう。

酒樽が並ぶ大杉神社を通過すると、11:50 7合目の小屋が見えて来ます。この尾根から見る京都市街の眺めはなかなか雄大です。が、ここは先を急ぎましょう。

7合目からの京都市街11:55 水尾の別れに着きました。あともう少しです。7年前はこの辺りから雪景色となり、アイゼンを着ける人も居ましたが、今日はわずかに地面が白く覆われている程度。同じ1月なのにこの違いは、やはり温暖化の影響でしょうか。それにしても、上る人下る人が行き交い、登山者の多さは前回と変わりません。

黒門をくぐって、12:25 石灯籠の間を通り休憩用の大きなテント前に到着です。山頂の神社へ上がる前に、ここで先にお昼にしましょう。テントの中に入ると、カレーやらおでんやらの良い匂いが充満しています。

席を譲ってもらって、相変わらずのカップ麺三昧です。お隣ではグループ夫々が具を持ち寄って盛大におでんを始めました。おだしの匂いがプーンと漂い、美味しそう囲炉裏・・。いつかやまゆ会でも「山頂でおでん」を致しましょう!

隣近所で鍋料理をしているとは言え、暖房も何も無い(当たり前ですが)テントにじっとしてると、指先がじ〜んと冷たくなってきます。そろそろ腰を上げて動くとしましょう。お隣の小屋を覗いてみると、こちらは何と中で囲炉裏というか、焚き火をしています。いやぁ、あったかそう。ちょっと寄って冷たくなった指先を温めます。

13:30 焚き火に名残はあれど、今度こそ本当に出発。愛宕山名物?最後の石段を上がって、14:00 愛宕神社に辿り着きます。本殿にお参りして休憩所を除くと、アンティークな薪ストーブが赤々と燃えています。こちらもあったかそう。中に入って手をかざしていると、宮司さんが入ってこられて、このストーブはわざわざ北海道から持ってきたのだとか、薪ストーブの扱いを良く知らない人が勝手に薪をくべて困るとか、色々話を聞かせてくれます。地球環境のお話になって来た所で、そろそろ腰を上げましょう。

愛宕神社計画では、月輪寺から空也滝を経て下山の予定でしたが、結局来た道を戻る事にします。入口で記念写真を撮ったらさっき上がってきた石段を下ります。急な階段は所々凍っていて、行きは良い良い帰りは怖い。おっかなびっくり、へっぴり腰で一段一段ゆっくりと下ります。その横を、さっきの宮司さんが袴に長靴でさっさと降りて行かれます。やっぱり冬の山は長靴だべ。

お昼を食べた大テントを横に見ながら更に下ります。黒門までも石の階段が続き油断できません。黒門を過ぎれば地道になり、同じ道を往復する人は少ないのか、往きの賑やかさとはうって変わり、静かな下り道となっています。

14:20 水尾の別れでちょっと休憩。陽がさす明るい道を一気に下りて、15:00 3号目の小屋に到着です。ここまで下るとかなり暑い。1枚脱いだり水気を取ったりとザックをおろして一息つくそばで、何やらソワソワとするメンバー。バスの時間が気に下りなる・・のではなく、バス停のトイレが目的のご様子。

休憩もそこそこに、お先に行ってま〜すと歩き出し、アッと言う間にその姿が小さくなっていきます。残されたメンバーも、ここまで来れば1台でも早いバスに乗ってお風呂に反省会となだれ込みたいのか、もったいないぃ〜と言いつつ急ぎ足で下ります。

15:45 清滝バス停に到着。丁度停まっていたバスに飛び乗り、四条河原町へ。本日復帰したメンバーは正式に完全復活と決まり、と同時に伝説の美人姉妹も復活したお祝いに、メンバー数名は京都の繁華街と消えて行くのでした。美人お姉さまが居ない間、独り美貌を保つ不肖いもーとは大変でしたわぁ。

お帰りなさい、お姉さま。

 本日のお時間

10:00 清滝BS − 11:15 5号目小屋 − 11:55 水尾の別れ −12:25 社務所前 13:30 − 14:00 愛宕神社 −14:20 水尾の別れ − 15:00 5号目小屋 −15:45 清滝BS

 本日のお風呂        どこへ行きましょう?
           泉質:
           効能:

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