
本日はJR組、阪急組に分かれて清滝集合です。大阪駅発の時間が圧倒的にゆっくりな阪急利用者が多く、阪急嵐山からタクシー3台に分乗して清滝まで上がります。運転手さんに依れば、今朝方まで上の方は雪が降ってたとか。先に到着のJR組、市内からのバス組と合流し、予定より少し遅れて9:15 清滝バス停を出発、急な坂を下って清滝川にかかる渡猿橋を渡ります。かつては参道下の旅籠として賑わっていただろう旅館の前を通り、赤い鳥居から登山道に入ります。この古い旅館の隣にある、更に古びた旅館の窓には「売り物件」と大書された紙がベッタリ。縁が張り出し、いかにも「旅籠」という風情が残る建物ですが、車で簡単に上がれる今となっては、存続も難しいのでしょう。
一丁毎にお地蔵さんや丁石が置かれ、山頂まで50丁という説明板を見ながら、鳥居をくぐると早速に階段です。キツイ、アツイと朝からえらいこっちゃ。実はこの鳥居で既に13丁目。起点は清滝バス停より手前、鳥居本にある一の鳥居だそうで、あっという間に17丁目の茶店を9:35に通過、え〜、休まへんの〜と云う無言の抗議が聞こえたのか、9:50 一旦休憩です。この辺りからもうチラホラと雪が見え始めます。
衣服を整え、先に進みましょう。この時期歩いている時は汗をかくほど暑いのですが、ちょっと休むとすぐにヒンヤリしてくるので脱いだり着たり忙しい休憩となります。雪はまだウッスラと残る程度なので、多くの人に踏まれ道はぬかるみ状態。
アイゼンの出番はなさそうです。

ちょっと平坦になっては又階段、を繰り返し、25丁目のかつての茶屋「奈か屋」跡を脇目も振らずに通り過ぎます。5合目を越えると、又もや後ろの方から天の声が響き、10:30 この上部にある大杉大神で休憩です。もっともここが大杉大神という立派な名前があるのは後で知った事で、大きな木の洞に供えられた酒樽の方に目が行ってのお休み。せめて匂いだけでも〜と近寄ったりしてしまう、のん兵衛の集団です。ああいうお供えの酒樽に、果たして中身は入っているのでしょうか・・・?
登山道がキツイのは5合目位までというリーダーの云う通り、大分道が楽になってきましたが、その代わり雪も多く残り始めています。滑りやすくなった足元に気を付けて歩くこと約30分、11:10 水尾の分かれに到着です。ここでアイゼンを付けているグループもいましたが、このまま登りましょう。
雪も大分深くなってきました。ここでリーダーのありがた〜い一言。「階段は端の出来れば新雪を踏むつもりで上がるように」。前を歩いた多くの人に踏まれ、階段の中央辺りは融けた雪が少し凍ってたりします。特に石段は危ないので慎重に上ります。
こういう風に端を歩きます。ケンカしてるわけではありませんので、念の為。→
その証拠におやつは皆で仲良くいただきます。↓
さて、階段も無事上ったところで黒門を過ぎ、11:40 愛宕神社の境内に入ります。雪をかぶった灯篭が左右に並ぶ中を進むと、社務所のある広場。参拝者の休憩用にと巨大なテントがあり、風や寒さを避けてお食事が出来るようになっています。ここにとりあえずザックを置いて奥の院に向かいますが、ここからが一大事。なんせ200段ほどの階段が待っているのです!先ほどの教えを守ってゆっくりと端っこを歩いて上がります。
本殿に参拝してテントに戻り昼食です。たくさんのグループがガスストープを使ってお昼をしているので、色んな匂いが広い空間に漂っています。寒い時期はお鍋系が多いですね。お隣さんはカレーうどんですか。こちらも食後はお汁粉で対抗です。
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ゆっくり食事をして12:55 出発です。雪も大分緩くなって来ましたが、せっかく持ってきたのだからアイゼンを付けて下りましょう。先ほどの黒門に差し掛かったところで、記念写真です。折りしも下から上がって来る参拝者1名、カメラマンの「あの人に撮ってもらいましょう」の一言で、ご指名です。「すみませ〜ん、シャッターお願いします」で、1枚。
「ありがとうございましたぁ!」の後で見ると、あら左が切れてる。そこに今度は上から降りてくる若いお父さんと小学生くらいのボク。「すみませ〜ん!〈以下同文〉」。今度はうまく撮れました。
「ありがとうございましたぁ!」で二人を見送りますが、手袋もなく普通のスニーカーでツルツル滑りながら歩いています。ちょっと声をかけると、愛宕山も雪の山登りも初めてとか。ただお父さんいわく「スキーは良くするので、慣れてますから」。転んで頭打たないでね、ボクたち。
この後はアイゼンの足取りも軽く快調に歩いて、13:20 水尾の分かれです。ここでアイゼンとはお別れ。更に下ると木立の間から京都の街が一望出来る場所で足をとめます。往きは後ろから人が来たのでゆっくり見る暇がなかったんですね
京都タワーを挟んで向こう側が東山。真下のうねうねと流れる川は保津峡でしょうか。景色を堪能している後ろでは、帰りのバスの時間を確認中。計画書と今朝バス停で見た時間と微妙な違いはありますが、ここでリーダーのありがた〜い一言第2弾!「その程度の違いは大したことはない!コイズミ君も云うてたわ。」ははっ〜。
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納得した所で先に進み、13:50 5合目を通過。そんなに急いでどこへ行くと言われながら、せっせと歩いて14:50 登山口の鳥居に到着です。ここからバス停までがこんな坂下った?と思うくらいの急登で最後の仕上げです。
往きは同時にいくつものグループと前後して上がりましたが、下りは時折すれ違う人もなく、白い参道に静寂さを味わいながら歩くことも出来た、愛宕山でした。
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