新緑のブナ 雨飾山と鎌池

最初にお詫びです。担当者がスマホを忘れたため写真が山の部分しかありません。登山口到着までは、文章でお楽しみください。では、どーぞ。

今年の夏の例会は雨飾山です。最初に雨風山へ行きたい!と希望を出したのが2002年ごろ。ようやく20年越しの願いが叶いました。ただ、コロナでお休みばかりだった足には山頂まではキビシイので、今回は途中のブナ平で折り返し。後は近くの鎌池のブナの小径を歩いて初夏のブナの森を堪能する山旅です。

大坂8:40発のサンダーバードに乗り、北陸新幹線~大糸線~バスを乗り継いで登山口のお宿に着いたのが午後3時半頃。約7時間の移動時間は確かに遠い!でも念願の雨飾山ですから心はウキウキです。今回のお宿は登山プランを利用すると、朝食弁当の他にパン2個が付き、更に朝は登山口まで送ってくれるという太っ腹なサービスあり!これを使わない手はありません。

初日は移動だけで、ゆっくり温泉とお料理を楽しみ明日に備えて9時頃には就寝タイムとなります。ただ、心配なのはお天気。梅雨前線や線状降水帯とやらも居座り、ここ小谷村でも何度見ても傘マークや雷マークが消えません。それでも午前中は何とかもちそうという事で、とりあえず登山口まで行ってみることにします。

翌日は朝5時に起床。明け方雨の音も聞こえましたが、出発する頃には止んでくれたようです。6時に宿の車で出て10分ほどで登山口のある雨飾高原キャンプ場に到着です。先ずは朝食弁当で腹ごしらえ。コンパクトながらも2段弁当で、おかずは定番の焼き鮭にウィンナー、山菜の佃煮やお漬物と、これぞ朝ごはん!という内容です。パンはあんパンとクリームパンにコーヒースティック付きと、なかなかツボを心得てますねぇ。

朝食を済ませたら、さぁ、出発です。午前中は曇りの予報ですが不安定なお天気なので、スパッツ、雨具も着て6:30 登山口から入ります。以降は写真でご案内です。

 登山口
6:30 登山口を出発
先ずは少し下り
木道歩きが続きます
上り
 7:30 木道が終わって
標識 2/11を過ぎると
急登になります
上り
8:00 だいぶ上がって来ました
標識 4/11を過ぎれば
ブナ平はあともう少し 
 ブナ平
8:20 ブナ平に到着
新緑のブナの森に
包まれます
 ブナ平
仰ぎ見ても
先が見えないほどの
圧倒的なブナの大木です
下り
8:45 お名残り惜しいですが
鎌池へ向けて
下山開始 
 ブナの小径
登山口に戻って少し雨宿り
10:50 キャンプ場と鎌池の分岐から
ブナの小径に入ります
 鎌池
11:30 神秘的な
鎌池が目の前に
現れました

駐車場脇の
ぶな林亭で山菜そばの昼食です
雨飾山
12:35 鎌池からの帰り道
遠くで雷が鳴る中
雲間に雨飾り山頂が見えた!

ポツポツ降り始めた雨は、最後のメンバーがお宿に着いたのを見計らったように、本降りになって来ました。下山後はちょっと離れた露天風呂へ行くつもりでしたが、この雨なのでとりあえずお宿の温泉で疲れた足を労わります。お風呂上り、グビっといきたいビールを食事まで我慢我慢。晴れて6時半の食事時、念願の雨飾山を歩いたことを祝して乾杯です。

明け方、雨の音で露天風呂を諦めかけましたが、6時過ぎると雨が小止みになって来ます。今のうちに行こう!と慌てて向かった露天風呂。雨上がりの瑞々しい木々に囲まれた露天風呂は源泉かけ流しです。朝から気持ちいい~!を連発して宿に戻れば、お米の美味しい朝食が待っています。

露天風呂

今日はまた乗り物だけの移動日ですが、そう簡単には帰りません。金沢で途中下車して近江市場に寄り道です。のどぐろ三昧のお寿司を堪能し、お土産にのどぐろの干物や海産物を買い込んで、山と温泉と食の3拍子揃った雨飾山の旅を仕上げます。どちら様も、お疲れさまでした!

 雨飾山のお時間
雨飾り高原キャンプ場登山口 6:40 ー8:15 ブナ平 8:40 ー10:50 ブナの小径 ー11:30 鎌池 12:30 ー13:30 宿

 今回のお風呂       小谷温泉  雨飾荘 & 雨飾温泉 露天風呂
          泉質 : ナトリウム炭酸水素塩泉
          効能 : 切り傷、やけど、慢性皮膚病、神経痛 etc

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