憧(あこがれ)
廃村八丁・風吹大池・白駒池 |
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山の会が誕生して10年 もういくつの山を歩いたでしょうか でも、まだまだ行ってみたい山はたくさんあります。 |
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フト手にした雑誌で見たあの風景をこの目でみてみたい テレビであの人が歩いていた同じ頂きを 自分の足で踏んでみたい |
穂高・剱岳・槍ヶ岳 |
山は逃げないと人は言います。 でも人生の折返し点を過ぎて気が付くと 時間と体力の逃げ足のなんと速いこと!! |
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稲村ヶ岳・八ヶ岳・雪倉岳 |
時には自分自身の不調で 時には家族の都合で 山行きを諦める時期もあります。 まぁ、仕方ないやね。今はね。 |
でも、山への憧れはずっと抱いています。 電車の窓から見えた あのちょっとオッパイに似た山 あ〜、あそこに登ってみたいな〜 名前はあるのかな?道はあるのかな? いつか途中下車して歩いてみよう。 |
白山・高見山・愛宕山 |
穂高・針の木岳 |
憧れのあのキレット 誰もが厳しいと言うけれど 上に立つとどんな景色が見えるのかな? ちょっとでも名前が目に付いたら 本屋さんでつい立ち読み (イイ子は真似をしないでね。本は買いましょう) いつか自分の足で立てる時を楽しみに 少しずつでも山で練習・練習 |
これからますます時間と体力は逃げて行くけれど 私たちは来年も山へと向かうでしょう。 憧れという強い味方に引っ張られて・・ |
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かくて、あこがれから人生の大いなるよろこびが誕生する けれども あこがれは いつも抱いてなければならない 私は思い出よりもそれが好きだ ガストン・レビュファ (「星と嵐」) |
Photo: S. Izumi
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